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思い出の中にはいつも君がいてわたしと同じ景色を見てる
11
コンビニの明かりに浮かぶ人影は皆それぞれの物語抱え
21
焼き芋のおじさんが訊く「何の列?」 僕は返した「入試の列だよ」
11
しんどいが キャベツ無駄にせぬ一心で 気力をふるい かんたんポトフ
19
くつろぐと 身体の中に 飴ひとつ 膨らむ体温 流れる溜息
8
わが胸にそびゆる矛と盾がありあい打ちながらたえぬ旋回
8
遠景が白く霞んで溶けてゆくまた降り出した濃く密に雪
17
五十年前の「新日本紀行」観た そこに映っている大人たちはもう、いない
16
うたたねのスクールバスから目を開けて前髪貫く陽の眩しさ
15
ラジオからペーパーノイズが這い出して鼓膜を撫でる優しく撫でる
8
たけのこときのこは 抹茶が出てるらし これは全国 ならば買おうぞ
15
近道がずっとできずに遠回り小さな不幸を避けてく日々
10
紅梅と白梅咲くや公園に春を探しに車椅子行く
19
冬空にスノームーンは冴え冴えと凍土に咲くはスノードロップ
20
ヤフー天気 ポチポチ眺め 雪だるまの デカいマークに 嗚呼寒波なり
19
青白く霞む 雨水の空の際 軋む電線 咳払い一つ。
10
豆乳とチョコだけ食べてダウンする ゆで卵さえも無理であったよ
13
こんなにも晴天続き乾燥に野菜は高値に こめ不足聞く
10
ブロコリの太くて固い芯すらも糠に漬ければ美味しいおかず
16
おとなりは学校帰りの男子らが溜まりがちなり春はまもなく
17
ひなあられ並んだ店先春だども冬の風吹く帰り道かな
13
つくづくに北国生まれの遺伝子か雪降る日には何故か落ち着く
30
冷水で顔を洗えば血圧が上がる感覚おぼえる寒波日
23
古本屋短歌入門立ち読みす嗚呼めんどくせぇ吾は吾が道
15
うにょにょにょにょうにょにょにょにょ~んって揺れている 君が必死で手を振る彼岸
3
どこからが凪でどこから風なのか 僕は怒っているのだろうか
7
通院の妻に付き添う待合を静かに包む時のにこごり
22
温
(
あたた
)
めて
椀
(
わん
)
に移した おきりこみ 遺影の妻と 一緒に食べる
27
わが恋はオアシス見せる蜃気楼空しく消えた後の乾きよ
10
春告げる
雛飾
(
ひなかざ
)
れども近畿では 奈良お水取り済むまでは冬
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