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阪急で 伊丹に向う ホームにて 豚まんかじり パソコン見つめ
38
年頭の 区政会議 挨拶を 終えて一口 珈琲味わう
20
せがまれて 孫に譲りし iPad 笑顔が嬉し なれども寂し
18
にこやかに一日過すごす希望さえ儚く散るよ新学期の朝
5
車椅子押してる息子の多くいる総合病院眼科受付
15
「まぁいいか」ゆるストイック目指しては至る所で「まぁいいか」
5
「まぁいいか」呪文のように唱えては完璧主義の呪縛をほどく
13
懐かしの 阪急電車 祖母の家 セピア色にて 残る思い出
26
抉るだけ抉れば終わりか死に様も美しくありたい私は女
5
初売りのプラン乗り換え 「ご褒美」の値引きされたか 分からぬままに
15
厳冬にこの様ならば当面は天使モードになれそうもない
7
冬疲れ大儀な朝に唐突にユッサと傾ぐ地震ひと揺れ
15
寒さうに見へる
裸木
(
はだかぎ
)
陽を浴びるために 枯れ葉を脱ぎて
越冬
(
えっとう
)
25
色眼鏡配慮体裁特別視好奇白眼玩弄排他
7
戦でも誰かに当たると犯罪だ 銃を上にして「よーい、どん!」
5
初夢は終わったころにやってきてほんの少しの勇気をくれる
12
破滅から衆愚を救うそのためにたった一人で磔刑を受く
11
視線とは言葉以上に人を刺し鋭利な刃物ちらつくようだ
11
息子よ、ごめん。完璧じゃないから「お母さん」を一緒に育てていこう
25
よいしょ、でも持ち上がらないこの心君に半分持ってほしいな
18
排水溝から立ちのぼる白い湯気ゆるまぬ寒さ初春月よ
16
日常が戻りし今朝は味噌汁と漬物並ぶいつもの食卓
32
伸ばしてもあの背中まで届かない 私は彼に気づかれてない?
4
消し滓が硬い床まで届いたら 音のない街の端っこにいる
3
珈琲とトーストの香の日常が厨に戻り睦月寿ぐ
27
正月に聞き手が増えて曾孫はペらペらペらと喋くりやまず
13
子がついにドラクエハマり大冒険試練乗り越え人生学べ
7
お正月終われば節分バレンタイン時の早さに我しがみつき
11
風を受け
飛砂
(
ひさ
)
積もる道ペダル漕ぎ 稀有なる千鳥に頬温まり
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今ちょっと忙しいからウミガメの夢を見ててよぼくの代わりに
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