見ようとも見えぬ瞬き眼の端に 彼方のひかり六等星よ
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2本残るある歯には硬くてハイカカオ夏には溶けてつまめぬ難儀
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ひとり居り 孤独といふ名の ガムめば 期待の割れて 風船のごと
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夕まぐれ ほのかに照る目 まぐれかな
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地を知らぬ群青も知らぬ愚かさを知らぬ都の愛らしき鼠
4
夏めく日 陽光差して 肌濡らす
5
休み果て ひとり静かに 筆動く
6
もしいつか姫になったらその時は ふたつ結びを独占したり
6
腐るほどああしろこうしろばかり言う人も去り行く時の無常さ
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学校の世間知らずの教師らが 安けりゃいいやとアマに丸投げ
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「遊んでる」とさげすむ夜の中に本当の愛はいくつあるのか
4
わたしたちの大森靖子おおもりやすこを闘わせたらどっちがかつんだろう
2
デジャブからフラッシュバックの道すがら 駅前に寄る 緑のけやき
12
結局は学校回りのド素人 海で転覆、陸で横転
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「ねえママ、おじいちゃんどうしたの」「しーっ、坊や」(真似かっぱ2)
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おいでよと ただ一言の 招待に 私のままで 春と飛び込む ・お題「「招待」
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盗むなと 許さぬはずの そのペンが なぞっていたのは 他人の足跡 ・お題「盗む」
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雲流れ降ったり晴れたり陰ったり 空の想いも揺れる五月や
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きらめきて土蔵を覆う蔦若葉運河のなごり水脈々と
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清々し尾張の国の一之宮 拝殿に立ち長めの祈り
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前を向き 進む道にも 立ち止まる 心を揺らす 君の面影
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酔拳を酔歌となぞるい加減 呑めば呑むほどうわばみの拳
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生業を 爆弾ひとつで駆逐する 優生思想 ここに残れり
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カモノハシ ハシビロコウと 末がなし 面を気にする 人間の業
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自衛隊 県警ヘリと 航空機 航路高度を 音が伝えり
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半袖で川風の土堤夕まぐれ かいなこまねきさぶいぼさすりつ
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春はもう眠いみたいで次のひと 君の隣で知覚する夏
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記憶をたぐる網の目がだんだんと大きくなって月さえこぼす
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短歌をば趣味とす新しき人生 生前の祖母に読み聞かせたし
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若草の 野辺にもまず 行く黒き 猫よお前は いつも絵になる
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