忙しない時が私をクズにして レジに並んだ老婆を憎む
12
何事も 初〇〇はつまるまると 言ってみる 楽しみ増える ちょいお得感
5
服着ても暖房つけてもまだ寒い 開いてる窓には翌朝気づく
8
袖長き 制服いつしか 身に添ひて そよぐ髪には 光差しをり
10
薬漬け 心の鼓動が脳を打ち 死にかけなのにああ生きてるな、と
4
「おいしいね」卵酒飲む横顔を見ていられたらもう、治りそう
19
日記帳 今日を過ごした人たちは いつか届かぬ過去になるのか?
6
再会が1000年後でもまた話そう 昨日の続きみたいに君と
5
優しい世界から零れた画鋲たち 踏まないように僕は踊るよ
23
電柱に乳白色が押し寄せる  年明け初日の燃えるゴミの日
8
「雨蛙、つぶらな瞳で何見てござる」「相身互あいみたがいのえにしにござる」
10
きみのこと大好きだからとくべつに1番でかいシールあげるね
5
瓦斯灯にそぼ降る雨の浪漫かなチェリーの紫煙に竜柄ジッポ
10
再生利用夢か現実かの曖昧に甘えて君に縋る
4
自己肯定 顔を埋めた日陰脈ってほんとにあったんだね
5
亡夫つまも好き 思い出に酔う寒月夜 久々に聞く中島みゆき
30
輝きの幕の向こうの君の顔 戸惑いながらまばたきもせず
13
加速する夜を迎えに新幹線 朝日が昇れば私は大人に。
6
コンビニの無駄な明るさ吸い込んで親の年収超えない予感
21
「ご飯だよ」呼ぶ声さえもさえずりに聞こえる朝は奇跡と思う
28
声弾む友の電話はすぐそこにいる気がしてる距離も時間も
29
ふにゃふにゃと笑うあなたを見ていたい 宇宙が滅んでしまうまで
7
丹田にカイロで代謝上がるとかやってるんだが効果わからん
8
捗らぬ仕事の合間の検索は正月太り解消法かな
7
ワニ、獣、荒れた職場はジャングルだ 僕はターザン「あゝ〜嗚呼!!!」と叫び
13
洗濯機回る真っ白「ねぇ、こっち」幸せなんてたぶん二拍子
23
正月と普通の暮らしの境目がわかりにくいよ無職の吾は
8
麦酒ひとつ 飲む気になれぬ夜もある ビタミンCのドリンク飲もう
18
なかなかに叶わぬ夢も無駄・・じゃない溜めて潤すダム・・なんだから
15
複雑で細かい刺し子「綺麗やな」夫のひと言 励みになりて
27