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体操の 着地のごとくと 揺るぎなく 七音に詠む 歌の結句は
18
高齢者 お手柔らかに みぞおちを パンチするから 崩れ落ち真似
3
さくらんぼ 水に沈めて 楽しみし ワイングラスを 猫が倒しぬ
17
砂浜に 残る小さき 靴跡を 崩しつつ春の 波寄せにけり
18
鼻寄せて 薔薇の香りに 酔えるとき カザンラクに飛ぶ わが魂魄は /「バラの谷」カザンラク
9
呆けるのも いろいろあるな 我儘が 化けて顔出す 老害地獄
3
小鎌にて 人差し指を 切りました 慌てて帰る 自転車漕いで
3
いつの日も雲の上には青空で 気に病むこともないこの曇り空
8
愚痴を言う言い訳をする怒り出すふて寝から起き人見知りする
8
まくらもと ねこがなくなり ニャンニャンと おきたらしずか おかあちゃん恋し
17
税金で泣いた子供が笑うなら大喜びで払ってやるよ!!
5
日頃から他人の短歌読まずして読んでくれぬと嘆く身勝手
14
我問うは漢字やらいつも小さくて検索してもAIのうち/重宝はしてます
12
変わらない者と戦うシュプレヒの 叫びも波と 消えゆく世情「世情」
10
天の舞う異状も薬で落ち着いて 久方なる街普通なる街
12
「ひらめき」のパワーストーンを着けたけど 歌は出て来ぬ何も浮かばぬ
25
大空も霞の衣たち替へてひとへに青く輝ける夏
17
まどろみに平和の価値が示されて尻尾で返事してくれる猫
22
慟哭は歌壇にぞあり声枯れず君が地獄よ創作であれ
15
連休が 名残惜しいか 「ママがいい」 泣き
縋
(
すが
)
る子を 詰める園バス
21
耳石
(
じせき
)
なる小さきものでこの目眩 精密なりき人の脆さよ
15
春溶かす 降り注ぐ陽に もう夏日 暑気にシャキッと 引き締まる茄子
15
特別な事 何も無かった吾の連休 明けて安堵す世間も日常
22
午前二時涙の味と気づけずにチキンライスはあかく冷めゆく
22
麦の穂は 輝きを増し 黄金色 良い日になるぞ と背を押されおり
17
行先は風まかせでもいいんだと吹いた綿毛に教わる五月
35
上に行くエレベーターは空のまま夜を迎えに行く籠になる
12
Paranoid Androidのイントロの ギターがずっと下手だった君
5
「おねえさん」て呼ばせてるけどママよりも歳上なのよ歌ってる人
9
この女優二つか三つわたしより年上なんだ綺麗だわ(クソ!)
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