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美術館静寂の中名画愛で時間を忘れ趣味を楽しむ
10
道なりに 歩いて行くと 大回り 公園の中 斜めに歩く
4
正論を言いながら子に甘えてる愛しさふわり母の正体
24
爆音に他国の
長
(
おさ
)
を引っ立てて裸の王様ひとり笑みたり / トランプ戦争?
25
トンネルを抜けても抜けても雪国の130km逆逃避行
13
「ゆきふるよ」 サクサクのクッキーを噛むように世界が白く塗りつぶされる
26
世論無視また始まった爆撃が 花火ではないカラカスの空
8
車窓から流れる雲を追いかけて「自由とは」など考えてみる
28
「子を信じ過ぎない」ことも愛だよと笑って見守る冬の陽だまり
25
窓越しの 冬の日差し浴びをる猫
日向
(
ひなた
)
追ひかけ 寝る位置を
換
(
か
)
へ
29
分析と
歌
(
蚊
)
感に挑み知る無力「パチンッ」と我は花壇の土へ
14
冬の日の 雪の止み間の青空を 何に例えて君に聞かそう
18
往路では結構イケた我が母校 もしやの期待も復路で失速
20
送ろうか、このびんせんに、おへんじを待つやはらかなときを包みて
6
ソーラーの硝子のらんたん ぶらさげて ぼーっと過ぎ行く 年のはじまり
6
ありがたや 勝てぬ相手が いることは おかみさまさま 拝み奉る
15
水
漏
(
も
)
れに拭いて茶こぼしまた拭いて今年の水厄落としと思えば
18
冬至から三ヶ日までの取りあえず健闘たたえひそといたわる
24
どこまでも 上り詰めては きているが いかにも勝てぬ 妻の強さに/私はまだまだ未熟
18
我が妻の 悪口雑言 なかりせば 体調優れぬかと ひそかに心配
22
夫婦喧嘩 年末年始も 変わりなく これが我が家の 通常運転
22
理不尽なことを言われて受け入れる暇があるからいけないの暇
27
あと少し節分の頃会いましょうそして一緒に豆まきしよう
12
尊敬の念を抱く自主練習をするライバルのライバルじゃない
16
嘘をつく時に飲むのノンアルコールではないいつも糖尿だから
11
カラフルな初売りの街色失せてただ黙々と人歩くのみ
10
「頑張れ!」の大声援は鳴りやまず 敗者の襷 もらい泣きせり
18
あんぱんが 焼きたてだった それだけで なんだか得した 気のする日曜
25
伝わらぬ想いをそっと押し殺し 君に当たらぬように石を蹴る
11
年末年始慌ただしさはどこへやらほっと一息静寂の朝
11
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