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君が住む街があるということ、めざましの天気予報で横浜が晴れ
10
出逢えたと思う 海で街で本棚で 痛みだけが似てる貴方に
9
恋の病どんな娘でもつらいから君のすきなバンドの曲聴く
9
ファミマにはもう売ってないとろろそば終電帰りの霜月の夜
15
墓前にて頭を垂れる父の背にこの
二十年
(
はたとせ
)
の星霜の積む
19
昨年の紅葉狩りの写真見て思いを馳せる旅の前日
11
早朝に重い深紅の野イチゴが
露
(
つゆ
)
を
湛
(
たた
)
えるみずみずしさよ
14
じっとする 猫も私も じっとする ストーブの前 ずっと囲んで
17
雪解けてそのやさしさが咲くころに夢で逢えたら名前を呼んで
14
庭先のレモンは黄色に色づいて僕のほっぺは赤くなってた
10
迷いおれば 風をはらみて カーテンは 帆を上げる 今、船出をせよと
21
百均の二個百円の菓子ほどで我慢がよいとようやく気付く/「菓子」
8
祈り願う ただただ わが
猫
(
こ
)
の無事ばかり 食べられないは 見ていて切ない😿(明日病院へ)
19
『行けなくて御免ね」と言う再生の留守電から来る聞き慣れぬ声
11
街灯に滴り落ちる傘と雨見つめる足に君の影きて
9
朝なさな胃腸を白湯で温めて「目覚めなさい」と呪文唱える
27
ふっくらとみがきニシンの準備終えソウルフードを仕込む冬の日
31
いかずとも いつか迎えに 来るものは 敢えてたたずも 燃やし待てばと
14
この小春日、三十センチの積雪とふ酸ヶ湯温泉に分けてあげたし
8
折り返しの 階段降りて 一休み 踊り場あたりに ぬるめのお風呂
15
枯れ葉踏む タイヤの音は 寒々と 小川の音が 澄んだ匂いで
8
車にて 待つ友笑う 竦み風 灰皿に立ち くゆらせる様
12
昼下がり ちらちらと飛ぶ雪虫に心ときめく冬好きの身は
29
あきあかね顔に触れたり遊歩道 車輪の先に立秋ぞ来る
16
交差点で待ち合わせがしたい その会えなさがちょうど良い関係性
4
エンドウの 苗が日に日に 伸びており 秋の陽差しを 栄養にして
35
ウクレレをポロンポロンとかき鳴らし鉄腕アトムの歌をうたう
11
静けさに苔むす岩に山つくり剪定の刃に宇宙を見たり お題・盆栽
7
縒
(
よ
)
り織りし小さき布に息を吹く
靭
(
つよ
)
き点りよ 明日の名となれ
13
オンキョーとビクター アナログ接続す 70年代 ブルートゥースで
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