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事納め 鍬を洗ひて感謝なり 丈夫な体は 有難きかな
31
大晦日 何回見ても夜勤なり 年越しそばはカップ麺かな
20
利用者の 救急搬送呼び出され クリスマスの夜はのり弁当
15
パソコンも 引っ越ししたら やり直し 二時間かかってビール三本
9
年越しの我が家の味を子らにと言ふ妻の思いをクロネコに託す
13
ストーブで温めた服の暖かさ 真冬の朝の祖母の優しさ
26
シャキーン見て家を出ていた小学生 今は夜更かし2355
8
英明のあと五十年初恋をする再会はあゝ古希美人
5
空指してひょいと昇って真っ直ぐに地面に刺さる紙ひこうきは
12
これはおはようを言うためのおやすみ 明日はいっしょに水族館いこ
10
ねる、ってLINEして寝る ねるをひらがなにするほど
賢
(
さか
)
しくはある
6
誰のため? ただ書きたくて
U
t
a
k
a
t
a
に。「いいね」がつけばそこに誰かが/良いお年を
18
知ってる?傷は膨れるのわたしの面積が少し増えるの
6
天と地と皮をめくればみなぐるり 繋がっている唾も便器も
7
キスなんかで救われる人生じゃなかった、そんな人生なら要らなかった
5
口吻
(
くちびる
)
のかたちの傷にキスをする 手首のリボンは外しておいて
4
積雪の
均
(
なら
)
す力に息を呑むひたすら続く白銀の田よ
12
私から加齢臭などするかもと何が怖くて皮膚を擦るか
23
食べたなら虜らしいよドリアンは妻を質入れするんですって
12
限界に熟れた果実に齧りつき貴方汚して傷をつけたい
15
肯定と否定を炙った夜のこと誰にも言えない君以外には
7
明滅を生きがいとする街灯は新月ばかりを待ち侘びている
11
知らぬ間に 今年最後で 納めてた 残りは意識 して納めよう
6
不気味なり
(
おうま
)
逢魔が
(
どき
)
時の
(
やなぎかげ
)
柳陰首をもたげてゐる
(
くだん
)
件かな
4
踏みはずし踏みはずし猶ほなつかしき音楽堂の渡り廊下も
8
懐かしき
(
エム
)
M
字
(
こうぐち
)
坑口ズリ石で埋め戻されし栄光の日々
5
さうだ、きつとおまへは真白に馬車乗つてやつてくるのだ春にもなれば
7
タクシーの窓の遠景に大火事を見つけにけれどそれも過ぎ征く
7
欠けよ欠けよおまへは立派なものでないから欠けて了つて墜落でもせよ
6
龍の足 何本だっけ?あったっけ?蛇はないよね?だったらあるよ!
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