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冷房をつけたらぬるい風が出てごめんね、冬はとうに過ぎたの
5
午後10時 お前が吐き出す 最後の止め 両面印刷、ページの順序 設定したのは俺だけれども
3
永遠を定義するなり起動したきみを求める循環参照
5
あのように砂子が振れるものなのか春の夕べの西山の雲
6
生け花の家元制が日本の文化に根付いているなと思う
3
草むしる手を止め見上ぐ空高く飛行機雲が西へと向かう
21
懐かしの 道を下って 交差点 君を探せば もう青ランプ
5
吸うことは呼吸の半分でしかなく 吐くから次に 吸えるんだよな
6
スーパーで特売品を品定め 生産者の顔 踏みつけるように
8
ブロッコリ 茎をポキポキ折り捨てて 明日は我が身とふと手が止まる
5
猫の生涯さえ我には難し 椅子になりたい 物言わぬ無機物に
4
帰省の
夜
(
よ
)
夕餉
(
ゆうげ
)
の前の つかる風呂 そろり 網戸を這う
守宮
(
やもり
)
かな
31
道に咲く 白き花びら 灰の空 凍てる木の実に 冬を教へる
4
皆が行く コメダは老後に取っておく 若いつもりの60ジジイ
8
すぐ終わるなんだかしょぼいGW61年目だというのに
6
解放され
胡座
(
あぐら
)
を解いた太ももが猫の形に汗ばんでいる
18
「僕たちの考えてることちがうよね」 そう言ったのは確かクリシャン
5
何かある そんな気がして行ったけど 別になかった その繰り返し
6
テディベアはトカレフを隠してほほえむ かわいい以外は全部フィクション
6
コンビニに行くならロープとカッターとガムテとマスクとグミ買ってきて
8
木の根元一面に咲くたんぽぽと畔に居並ぶ水仙黄色
15
友人をふざけて置き去り走り出す少年たちとコロンの香り
7
透明なピアノのように指先でアストリッドが弾いているパリ
9
ページ繰る音を葉擦れの音として聴いてる初夏の図書館は森
15
すこしずつ鳥の居場所を増やすようにニュータウンへと延びる電線
11
光刺す部屋で見上げた白い角 あの日私はそれからそして
5
遠く見ゆ山膨らみて雨ごとに緑の絵の具塗り重ねゆく
17
白猫
(
しらたま
)
は今日も神社に姿なく 今頃どこのお嬢様かな
19
あの年のあの日あのとき目のあひてうれしかりしはきらめく水面
8
不意に落ちるを耐えたのに。
疾
(
と
)
く殺せ 恋の
濫觴
(
らんしょう
)
まだ間に合うはず
5
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