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尾の欠けて浜に置かれし
河豚
(
ふぐ
)
ひとつ野つ鳥知りぬ毒なき所
6
すこしだけ タヌ猫の写真 整理する もっとたくさん 撮ればよかった
20
息子
(
こ
)
のライン 「エアコンつけて」「しっかり食べて」 2行の文字に 盛夏のエール
17
入院で 友人多さ 確認す それに比べて 家族冷たし
6
脳出血 救急かかり 治療中 メンタルやられ復活願う
7
「私マジ香水臭いのあかんねん」 そう言う君の制汗剤は
6
君はいつも最後のグラスを飲み切らない ミラーボールはまだ眠らない
4
tsuy1
5
割ったあと 気づいてしまった 今日
2
個目 素知らぬふりで 黄身をほおばる
13
よくドラマ観ていた頃の夜はるか東野圭吾をしのぶ晩酌
15
リフティング二回もできぬ吾がみる
J
3より下の朝練
6
目標を4から8に蹴り落とし真夏の熱がしづもれるあを
6
落胆と歓喜のまざる地方戦炎暑を駆ける
選手
(
こ
)
等にエールを
28
軒先で 揺れる風鈴 涼しい音 閉じた部屋には 届かぬ音色
5
蝉時雨我を誘う遠き夏祖父と遊びし産土の杜
24
一日で三首作るは難しやこの一首にて短歌とみなす
5
倒木の
脅
(
おびや
)
かしたる払暁は 売別荘地に看板朽ちて
10
おばあちゃん階段降りるときママがうしろにいたら怖がるのなぜ/ほのぼのファミリー短歌
8
出来ないと 試算されて いることを 公約しんとって お願いやから
6
おいかぜが さんこうきろくと いうならさ むかいかぜなら わりまししてよ
4
ナーンタリ白樺湖朝散歩人影ないがパンやく匂い
3
湯にしみて 猫のケリケリ あれだよな 爪を切らねば できるだろうか
23
龍宝の 暖簾新たに 風受けて 人生の灯も なお絶えざらむ
7
ヘルシンキ安心だよとバスガイド窓から見えた追いかけっこオー
3
マスコミは次から次へと走り去る何が真実 何処が虚偽なの
3
廊下より 聞き慣れぬ物音聞こゆ 見らば猫らの いたずらの音
25
治まらぬウクライナロシア分からないあれ程報道消えた人達
5
忙しなく 枕木叩く 薄明に 微睡み聞けり 今何時?/そうねだいたいね
4
「ニューみやき」「人生」はなおあるだろか 南部で暮らした壮年の頃憶ふ(五蘊斎殿へ)
5
三沢には寺山修司の匂いあり マサカリ半島付け根の町に(五蘊斎殿へ)
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