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23歳頃 入院し 看護師の仕事に感動し 工場勤務から 看護師になり 今回もまた 癒された
14
奇跡かな 吾の生まれし日 梅一輪 寒空の下 静かに咲けり
32
摂食が 出来ずに倒れ 入院中 ナースと関わり 自我を取り戻す
18
取り替えし電球色の懐かしき 暖かきやら 心ぼそきやら
16
さようなら また会うことも ないけれど 次の時こそ 幸せにね
5
湯呑み置く ゆらめく
煙
(
けむ
)
の 中見れば 初雪の冷え すこしやすらふ
8
来月の今日になにを贈ろうか 考えるわたしチョコレートみたい
5
ふと気づく ベッドの足元に ねこボール いつ持ってきた あそびたかったの
21
ひとまわり小さきサッカーボール蹴る ひとつ未来のサッカー選手
15
冬の夜の 帳の中に 君覚ゆ 人の情けの 影見たくなし
7
春風の運んだような筆跡で 顔も知らない君に恋した /創作短歌「手紙」
20
セラピー犬抱くその手は大きくて余命ひと月 母は小さく
19
来週は 皇居で歌会始めかな 恐れ多くも 願う新年
14
いぬと 音楽と 体調で 光はこんなに光ってみえる
7
あと
三年
(
みとし
)
耐えてみるかと冬枯れの朝の冷気に
竦
(
すく
)
んで想う
17
言の葉の舞い上がる
刹那
(
とき
)
掬わんと浅き夢見し
微睡
(
まどろみ
)
におり
16
ならべよ国道
134
号線 鎌倉はディズニーかよ
5
電光掲示板の文字を跳ね返し 光の電車をただよわすバス
6
想像の二倍半ほど大きくて 妻の口癖 「ちょっと一口」
21
現代に身元不明の遺体とか出てくる山の化粧が落ちた
6
人よりも寝てるはずだがまだ眠い私の身体燃費悪いの
6
今一度 振りと歌とを 叩き込め 大丈夫、やれる、いつも通りに
20
窓の外ホワイトアウト閉塞に慣れてひきこもりの冬は凪
18
人生のモテ期を3回残してるはずなんだけどいつになるやら
6
二度とない景色がみたい僕の目を運んで歩く奥の細道
8
「ないないない」悪意は
虚無
(
ない
)
を突いてくる全て見透せ想定内で
19
地味にいい仕事をしてる僕たちは「小さな幸運」世界へ届け
20
臨時収入喜ぶきみが真っ先に大人買いした果汁ぐみ
10
胃カメラが 好きと言うより だいじょぶと 背中を摩って もらうのが好き
7
牙を剥け爪を立てろよ寄り添うな諦めんなよ
阿
(
おもね
)
はしない
6
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