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手の震えだけが私の本心で 帰りたいねと握る赤ペン
8
ふたまつき 双葉はひかり 手をほどき 夏へ歩めり せんだんとなれ
6
スマホから地震速報伝えられ身構えつつも心は揺れる
3
狂ってる 暑さがチャラに なるほどに 光煌めく 花火よ上がれ
#
花火
2
5
「とり」除き 「おひとりさま」は 「おひさま」に 孤独なれども 孤立はせずに
14
キミと行く デートの場所を 考える 答えはいつも 俺のアパート
3
日
(
ひ
)
もたけつ
徒然
(
つれづれ
)
なれど そぞろなる ながみし
夕
(
ゆう
)
の
寂寥
(
せきりょう
)
の
幅
(
はば
)
10
スシローが見せてくれるのはパレード そう エレクトリカルお寿司パレード
7
入院し 季節は移ろい 梅雨は明け 窓の彼方の 花火哀しき
36
もうこれが
最期
(
さいご
)
かも知れぬ 病室で ドーナツ雲を 追う
吾
(
われ
)
(
)
独
(
ひと
)
り (入院中の時の歌です)
26
逃げ出してしまえペットショップのゲージ突き破って遠吠えをしてくれ
7
この地震 合掌するも これからの 国土再建 不透明なり
15
東京で髪を染めたら欲望と憎悪が混ざった色味になるよ
5
暑さ引き 烏の声も 穏やかに 案外近き 鳥と人間
15
自転車が 右側堂々 爆走す 国を違えて 規則の在り方
12
翁がね 一人暮らしも 長くなり あおり運転 人に世話かけ
8
このみをば のせてはしづみゆくふねの しろきひともじ あぶらのわだつみ
7
ディンギーが渚を滑る夏にきて 涙も凍る冬逝きにけり /昼行燈さま
8
曲げ伸ばし出来ない重い右膝にああまた水が溜まってるなと
25
「不服従」ガンディーはそう呟いて 午後の紅茶を午前に飲んだ
6
Amazonに現実が売り出されてて わたしもそっと☆1にする
4
お昼過ぎ若い女性が地下街のおしゃれベンチでこっくりしてる
10
今でこそつまらん空でも白亜紀は プテラノドンが飛んでいたんだ
6
デジカメの愛しき過日のcolor girl モノクロームな想い出の君(福生の仙人の一日遅れの生誕を祈念して)
6
お揃いの君と選びし白シャツの残る香りは夏のため息
19
金曜に君乗せしバス夜を抜け角を曲がれば約束の駅
17
階層を移動しがたき世に
厭
(
あ
)
きて 帰依たてまつらんルッキズムへと
5
映写機の影が織りなす過ぎし日を 手に映しても 捕ええぬ君
5
門
(
ゲート
)
よりも
鏡
(
ミラー
)
の
玉
(
ボール
)
をいざ回さむ
泡
(
バブル
)
世代の
華金
(
はなきん
)
ホーム
4
炎昼に 角の公園 人絶えて 鉄棒の影 濃くて低くて
6
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