出汁のなか角切りトマトとモロヘイヤ かたやぶりなる今宵のスープ
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あれこれをその場しのぎで済ませてはなんとかなって生きている今
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慌てん坊 リップくらいは塗って出な せっかく買った 紫外線よけ>いざ、コーナンへ
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毎朝の冷水シャワー寂しいと思うからこそ付き合ったのだ
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90'sの 調べ風乗り返すごと 夏の色めく鮮やかなる日
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ふたり 地球 着地もせずにしゃべってはきらめきふわふわ笑って眠る
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仁木町のミニトマトさんは いいかんじ 糖度的にも りんごに負けない
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一瞬で起きて喋って また即寝のび太くん 旦那氏のこと 破れ鍋に綴じ蓋
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ちま猫ちゃん あさからげんきに にゃるそっく よこがお キリッ😼と かたて・ないない
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涼し朝庭の片隅コガネグモ バッタ捕らわれ糸まかれおり
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夏期休暇 どこへ消えたと 嘆くのは 己のことより 輝く日輪
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アンタレス見ゆるベランダ 夕餉後ゆうげあと 涼風の指揮 鈴虫の歌
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地獄が天国になることもある教えてくれたお涼さんやよ
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急にゴロ電車の中で真っ青に 空いててよかった駅のトイレが
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ズルズルと わかっちゃいるけど やめられない 見かねた雷神。 怒号と閃光
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ふわふわの優しい雲を見上げれば神様ってホントにいるんだな
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窓際に転がり息も絶えた頃十年振りの友より電話
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吟ずべき 想いも強く 筆黒く こちなき我の 文は清けり
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山道を 木陰に沿って 目指す滝 川面に飛びし 鮎が応援
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叶うなら 貴女の本音 聞きたいよ 諦めるため きっかけ欲しい
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バス待つ間 風よく通る木陰にて見知らぬ人と雲の峰見る
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長靴をはいた猫VS長靴の上空を飛んだあかいろの豚
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堂々と 自信ありげに 先生を じっと見てれば 指してはこない
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受付にパンダを握る小さな手 百日紅咲くガンセンの夏
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菜園の 野菜作りは奥深く 失敗続くは人生も然り 
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君が好き来世へ託す恋心儚く消えるわたしは人魚
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木・金(木星・金星)と 月が寄り添う 朝の四時 オリオンも見へ うつろふ季節
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真夜中の閃き 形を結ぶかな 最善は尽くした 結果待つのみ
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突然の雷雨にバタバタ窓を閉めエアコン・オンの言い訳にする
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艶やかな 黒い長髪ながびかす 隠れるきみと ペンギンの群れ
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