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雨音が遠くで聴こえる いつぞやの ゆめゆめ逢えぬ時こそ美し
14
戻る前 アイスティーで 潤され 夢の時間に 感謝す友に
22
カゴの鳥 狭い世界が 全てだし 外の世界を 知らないままで
5
住吉の 社に参る 昼下がり 悩む想いの 気持ちも晴れて
29
人生は 狭い世界に 閉じこもり 知らないことは 知らないままで
5
山からの 心地よき風 浴びながら 窓辺でパソコン 捗る仕事
24
自治会を なくしたけれど 組長が 依然と残る 広報配り
3
眼鏡して 小さな顔の 女の子 口を開けば 成人男子
5
おばあさん 畑仲間の 挨拶は 何を植えたか 何が採れたか
5
あくせくと 労働者たち ご苦労さん 楽しみながら 金を稼げよ
3
リサイクル ギターを弾いて いい気分 老後の憩い 時を忘れる
4
借り畑 メロンの苗を 植えていた 老後の憩い 時を忘れる
4
花苗のセールの札にさそはれて散歩のついでに求め来たれり
7
先人の 苦労の跡が 残る街 語り継がれよ いつの世までも
23
もし君がひとりで生きる苦しみに 堪え兼ねたとき私を呼んで
21
いつもより 夏の到来 早くなり 夕涼みする 五月の窓辺
25
ひと巡りするたび瞳に焼きつける窓ガラス越しの薄紅と青
9
シガレットいくら吸っても甘いだけ 煙に巻かれて忘れたいのに
4
坂の
上
(
へ
)
の公園に立ち見下ろせば遠き街並みはるか山並み
31
ひんやりの口溶け美味し水羊羹 そんな季節になってしまった
26
学舎で語りし友の訃報受く ツバメ飛び交う空の明るき
36
「どうですか?」 「それ間違いよ・こうしてね」 子育てよりも 犬と触れ合う
14
勝ち組が 勝ち組たれば この世をば 反社組織の 肥沃な大地
12
「また会おう」言葉ばかりの繰り返し いつしか遠のく形だけの友
17
マチアプで関わり方がわからない服を買いに行く服が無い
5
将来に不安のなかったぼくのこと 湯船でアヒルは今も待ってる
32
世田谷でどうやったって孤独感ワンルーム床にワイングラス
7
学童に 座席を譲る 高齢者 逆も成り立つ 世はいつの日に
12
星明かり ガラスの花の 咲く森の 遠きチェロの音 君を思ひぬ
31
君は今幸せですかもしかしてそれは私を含んでますか
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