お節作り 序盤戦です ここにきて お酢がないです! お酢ありませんっ!!
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ゆうべはね ラーメン納めだったんだ こってりとんこつ 海苔がぐるっと>海苔ラーメン
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年賀状ラストスパートの傍らで 脳みそ今夜の晩飯熟考
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豆煮つつ鶏ハム巻いて煮しめの具切る茹でおっくう30
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ねこは「寝子」にくしょく肉食ハンター なんだよね かりをするため たいりょくおんぞん(スヤスヤ)
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やはらかなひかりのとどく小晦日こつごもり幸あまねくと門飾るひと
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下書きも薪を焚べれば暖になる灰になるまで言葉を紡げ
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黒豆の紫の灰汁あくすくいだし猛暑の夏を夫と語らう
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春秋に富む者たちよ思うより時は短いおろそかにすな
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年月は新しくなり吾輩は古びるばかり生きているから
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えのいい 飾り切りなど できません。 干し椎茸は 徐々に煮含め / 一番人気
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栗きんとん あまりに高く 手作りだ 今年もこれで 初めて納め
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暁闇ぎょうあんの吹雪の音に父は逝き 四年よとせつ朝 仏壇を拭く
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年の瀬の 慌ただしさと 距離を置く 霜降る朝に 残された菊
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晦日やら三賀日やら日めぐりて曜日を忘れる年末年始
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呑み込めぬ先人たちの歌集読み文語体とはこれ何ぞやと
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炊飯器ピーと鳴るまでお蒲団で 今日の朝餉のおかずを推理
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だいこんの蕩けるほどに煮込みたる仁王の顔の吾も蕩ける
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辰年の心の迷ひ百八つで足るか足りぬか除夜の鐘待つ
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年の瀬の 晦日の夕餉に蕎麦を打つ 茹で立て啜り 長命願う 
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降り積もる雪にうらみごと漏らしつつ雪ベラを振る年末休暇
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ダダイズム言葉を口に転がして破壊衝動必死に堪える
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白髪増え こちらも気付けば3年で 証なるかな 心労なるかな>母介護
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ねこ皿のために「洗剤いらず」なる ヌメリ取りスポンジ取り寄せ歳末
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焦るさ お湯が水だよ ふやけてく 手を見つめて 握って潰す
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「学食で 一人でイヤホン 付けてそう」「知り合い来ると 画面隠しがち」
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私なぞ 世界一いらない人と 思い続けて おもいつづけて
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連休の 初日しょにちは特に はかなくて 1日目いちにちめもう 終わりを告げる
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生きててもいいことないな 液晶を通さなければ君に会えない
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一度だけ 本気で愛した 元カレの 惚気アカウント ああ切ないな
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