半袖を着ない君からする香り 日焼け止めだと知った猛暑日
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塩気ほっし カップ味噌汁 ちと濃いめに 塩分相対量は変わらぬ‥はず(てか、なめこのお味噌汁、しみる〜😊)
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青春と呼ぶには少し曖昧で 完成しない初夏の放課後
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初耳の キノコのお肉 を味わう 現代いまの擬態は がんもどきより
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社を上げて暑さ対策ありがたい (本音:お手当弾んでくれよ)
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二重虹の隙間より飛行機雲 ブーケのような白さ現る 
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真実よりつらきこと無しはろばろと明ける空見てしみじみ思う
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立ち姿で 一世を風靡す風太ふうた 二十二歳を迎へし文月/レッサーパンダ
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その百合は美しい嘘をついた後うつむいてただの百合になった
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米びつを ちま猫ちゃんは こじ開ける なんなら中に 入ろうとする>お米の受け皿エリア?の中です(苦笑)
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日の本の宝のやうなうたびとはよわひを重ねわれをいざなふ
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れている小指をかばいびっこひく寝ぼけまなこでとれたと思いし
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口コミに星の数ほど裏切られ 「星の数」には大人の事情
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ぽつぽつりオリーブオイルの水玉が一番うれしい水玉模様
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父母の影響なんて二割ほど この朗らかさは私の八割
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寄せ植えの苗を植え替え蘇る玄関先の花々感謝
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アサガオの蔓が伸びゆく文月の 想いはあなたの腕にからまり
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生き始めた長針はまずおちてみせ それからのぼってみせた
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不愉快なことで一日悩まされ眠るも奇怪な夢でうなされ
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やいぼくの舌あの子のむし歯みたのだろう さわってしまったのだろうか
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エアコンが 到着するまで2週間 氷 かみさま 風 ありがたや
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遅延した電車の空席座ったら直射日光ハンパなかった
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バスジャック犯は家を出る前に彼女にリップを塗ってもらった
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が呉れし夏色の青 真新しスニーカー履くデイケア初日
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朝六時 高原ここの空気はひんやりと 生まれたての気 全身に満たす
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朝散歩 ちょっと最寄りのファミマまで 蝉が「セミセミ」鳴いているです(旦那のお得意の表現w)
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冷風をたまわる夕べ 省エネの文字がわたしと地球をゆるす
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紅白に色づきぬ椿は今や 緑色りょくしょくの実を膨らます夏
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花言葉『豊かな心』心臓は抉り取らせてもらうねごめん
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死にたいと思うことすら許されずゆるりゆるりとパフェを注文
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