後出しのジャンケンばかり強くなり 戦(いくさ)に負けし民の定めか
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明日には真っ赤なトマトが届くので 少しの間鮮やかな我が家
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人気(ひとけ)無き真昼の公園 噴水の飛沫(しぶき)だけが夏を謳歌す
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冴え冴えと枕辺とどく光芒に 雪と見紛う夏の満月
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宵の風 熱さは抜けて 草の上 何も気にせず ごはん待つ猫
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どうせなら先に失恋したかった 親に言えない夏がはじまる
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旅立ちぬ愛犬(きみ)は あの世の先住犬には会へたらう 急度(きっと)一緒に/四十九日U∵U
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反抗はその対象への依存(アディクト)だと 葛西のマックでインド人が言い
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青色の海、川、空に宿りたる夏の季語には未だあらねど
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ふと撫でられた感触ありぬ冷蔵庫のカレー
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視線合いひとつのテーブル言えなくて思わず彼のたれ目をなじる
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基準軸 全く見えず 人命は 戦の頃と 何も変わらじ
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絶対に足を隠しているだろういつも勝手にいなくなる傘
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満ちた胃を抱え人工芝の上 目閉じ語るに任せた若さ
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厄災が 利益不利益 顕わにし 舵誤れば 国家分裂
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炎暑でも背広で歩く人もいて 理解し難い壁にたじろぐ
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馳走喰い ハラ膨らませ 経つ雲の あとに残さん 七色の橋
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入道が 降らせたろかと ハラ鳴らし 色とりどりの 傘が馳走ぞ
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冷房の効いた部屋から一歩出て お湯の空気にへなへなと折れ
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今日の日の始末をつける遠雷が ぽつぽつぽつと冷やし始める
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汗出づる 此の常なりし 國(くに)なれば 如何に暑からむ 肥後の大地よ
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進化して 溝深くなる 現実に 気付いてますか 閣下歴々
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秋の虫 夕暮れ時に 鳴きおりて 蒸す風揺らし 季節知らせる
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ちはやぶる といえば神様降りてくる貴方はなにで降りてくるのか
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真実と思うよ僕は、繋がりの意味はそのまま繋がりだから
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きみの手を 離した夏が 降ってくる 傘も持たずに 立ち尽くす街
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想い出は美しすぎると言うけれど 忘れたい君 忘れ得ぬ君
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夕立に雨宿りする影ひとつ母の笑顔を重ねて見たり
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マイメロのロールバーンの帳面(笑)にボツった歌がぐしゃぐしゃなって
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元気でと差し出す彼の手のひらに感じていたの別れの予感
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