大好きの代わりに愛してるの先に一緒に帰ろうで光る満月
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わァ!もう二〇二四年の最終日! 何もしてない助けて助けt
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無神経 無責任でも 祈りたい どうぞ良い年お迎え下さい
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この気持ち、認めちゃったら終わるので このままずーっと友達でいよう。
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無機質な「好き」を聞くだけでこんなにも冷たくなる 四季が無くなる
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午前二時 無の一日を救うため すべて集めて"すべてパーティー"
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『それではね 行ってみましょう はいジャンプ!』という感じは過去の特権
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色々な「学生最後」が押し寄せて 楽し嬉しい 酷く苦しい
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ゆっくりと進む僕らの距離感と 季節の進みは逆にしてくれ
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終わるんだ今年は今日が最終日三十一日零時半前
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今日明日は いくらか元気が出ますよに 伝家の宝刀・ナイトリカバー
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喪の姉を思い飾らぬ縁起もの 小さき手縫いの鏡もちのみ
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あなたならどうするかを考える午後 プラタナスの葉が透かす光
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この先は何処にでもある訣別を運命と呼ぶための闘い
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年末にキツネの見廻り途絶えたか夫の杞憂に「実家帰省よ」と吾
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深々と 更け行く夜に 目を閉じて 重ねた過去と 未来を想う
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くれないの すだれのごとく 熟成を 待った干し柿 現在いまは買うもの
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しょうもない 愚痴を言い合う年の瀬を また来年も過ごせたら良い
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クリアした十月十日に息つくも 次のステージ ゴールも見えず
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善光寺牛に連れられ夜道越え恐ろしい声あれはカラス
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切り餅を用意する母手伝って明日の雑煮は家族とともに
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泥仕合なりそうだから止めておく親友トモと言えども個性は違う
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クリスマス彼女とスタバでカフェラテを飲んだついでに家族に土産
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じゃあまた と 軽く手を振る帰り道 毎日会えてた頃と同じに
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寂しげなあの人のこと気にかかり僕の心は立ちすくむだけ
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息子すら嫌って逃げて何処かへとなんの因果か人生思う
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真珠貝のような雪こそ見てみたい光り輝くこの月の下
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実家では自分のテレビはサブスクが映らないんだちょっと困った
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「寒いね」と言った先にももういない 思いつくのも君と夏空
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進歩ない 一年でなく 堅守して 持ちこたえたと言っておきます
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