白壁に つく蜘蛛ひとつ見つけたり 茫と揺らぐや 下陰の宿
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金出さず花火大会見えそうな橋の上では幕張る準備
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灯を当てた白きスミレに眼が冴えて千頭ほどの羊数える
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種埋めたミニ向日葵のひと鉢を夢追う君の明日へあげたい
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額から手に落つ汗の冷たさに夏を感じど花がら摘みぬ
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タンスの上 にくくう(肉球)ふたつ だけみえる おかおはどこかな うしろにあった
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茹で鶏に蛇腹胡瓜と梅シソへあら塩を振り和えたら冷やす
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起きようと アラームスヌーズ 繰り返し 今日も起きれず 後悔の日々
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油揚げ細大根の味噌汁の冷やしおじやの真夏の朝餉
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シーチキンご飯に乗せて味付けは醤油で食が倍増致す
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赤き実が開いた傘に白き花咲くイヤリング揺れるフクシア
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お湿りのありさうな空うち見上げ戻りて取りぬ折りたたみ傘
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青き空恋ふるがごとく仰向けに蝉のむくろは目を閉ぢぬまま 
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ゴミ箱に背丈の高い板を付け投げゴミ入れるものぐさな我れ
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平らかに熊本地震収まれと短冊に書き舌(ぜつ)に吊しぬ /神社の風鈴祭
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住宅地谷間に風がいつの日も抜ける我が家はラピュタみたいだ
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仰向いて足を胸辺へ抱き祈る姿で永遠へ眠る蝉かな
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叶ふなら ひかり瞬くなゐのくに 転じて生きなむ 野に棲む蟲に
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『ありがとう』 ただそれだけで 救われる 心の向きが 変わり始める
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吾もまた寄る年波に勝てずに汗を拭きふき冷房の元
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嘘言うしちょいと物知りおっさんと言う認識でAI頼る
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星空が 戻ってきたら この街の すべての場所に 光がともる/星空様おかえりなさい
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鍵を開け 電気つけたら ピラミッド 金の延べ棒 どうするどうする
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お金には 執着しないと 頷くも  何故か数える 後いくらかなあ
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kigak
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液体になりつつある猫を眺める ぼくも一緒に溶けてゆく夏
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ピカチュウの放電借りてエアコンをガンガンかけて明日も生きる
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どこでもドア開けた場所に君がいて また来たのって笑ってほしい
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曾孫の母(おも)のふる里熊本は 大き地震(ない)に大地もひび割れ
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六連の花火朝より鳴りひびき軽トラの山車子ら乗せてゆく
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