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行動に深層心理が現れる 話さなくても分かる人柄
14
雑踏と 溶け混ざり合う 音たちに 耳を澄ませば 喜怒哀楽色
11
「好きだよ。」とあなたが言ってくれたから 死んでもいいわ満月の下
11
待望の雨は土砂降り延々と 覗く夕陽も「なす術なし」と /極端なんよ…
22
蒼い宙 金床雲に包まれて 知らぬ間に夏 終わりを告げる
12
ふと浮かぶ はたまた城を
普請
(
ふしん
)
する そんな苦心の一首と一趣
14
冷房と己の体調鬩ぎあいリモコンを手に悪戦苦闘
9
手を引かれ地獄に惑う下り坂 混ざり合う果ての化物ひとり
6
いつだって元気なふりの向日葵の夕暮れの背にかける労い
32
軒先の金魚鉢から仰ぐ空 ラムネの瓶のビー玉の色
14
テーブルの上の筆ペン見るたびに お題がよぎる 習字は苦手
16
恋 それは死の次に重い言葉 愛 それは生きると同じ想い言葉
7
のど自慢に応募した歌
復習
(
さら
)
いつつ きゅうりとハムで一品追加(ハガキ来ると信じて、練習は欠かしません)
17
音の渦巻き込まれては生活に音楽がある回るレコード
11
私の隣に見慣れたあなた どうかこのまま、夏よこのまま
9
私の綺麗な
瞳
(
かがみ
)
は 綺麗なあなたを映すのです
7
あなたへの 溢れる思いは止まることを知らず 私の俳句は自由律
9
貧乏な金持ちか、ブサイクなイケメンどっちがいい! 理解不能で沈黙走る これも青春
5
恋をして 叶うことはないけれど 毎回感じる この人ならと
7
先生
(
あなた
)
に恋をした 生まれてくる年、間違えた どうか来世はあなたの隣で
9
薄紅の積乱雲が映り込む池のほとりを白鷺がゆく
16
夕暮れの運ぶ涼風 浴びながら 鈴虫を聴く
初秋
(
しょしゅう
)
の窓辺
32
占い好きな私、あなたのことが知りたくて スマホ取り出し 4/10 星座 なに
5
期待している私の肩と 左右に揺れるあなたの頭 距離6㎝
6
夏 風に揺られたあなたの頭に目立つ寝癖 私の恋は始まった
8
悪いけど暖めるほど旧交の寒くもなけりゃ深くもなくて
11
くつ下が左右違うと気づいても動じないほど重ねた年齢
13
たこ焼きに たこ以外入れ たこ以上 美味いことなど 絶対にない
7
鳴かぬならツクツクボウシ鳴かせよう いでよ秀吉酷暑の今に
6
エアコンをつけっぱなして早や十日 我が家の記録果てなく伸びる
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