蛙、猫、亀が正月呑みながら干支に入れぬ新年会する
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花の時期ではない冬の寒き日に二人の記念に思い出探す
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缶ビール明け方見れば割れており冬の寒さの厳しいこの地
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変われない僕は今年も新しい心を抱え切り餅ふたつ
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元旦の静かな河原を吹き抜ける刺すように冷たい一陣の風
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手も足もないが私一筋の道をえが描くよ蛇行しながら
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要らぬのは欲そのものと知りながら剥がれ落ちない心の上から
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辛抱が肝心だよと母の声昔の思い出東京発つ日
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見違えたと言って近寄る男など彼にするものかと思いたり
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引いたおみくじ「再出発せよ」 受け取り方は自分次第 よし、また送ろう
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絶望とは、貴方のいない明日
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おみくじに添えられた和歌うつくしく 吹く風さえも光って見える
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インフルの直撃くらい元旦に集いし顔は十五分の二
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オンライン診療とかの文字よぎる ただし体温計行方不明なり
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ねこ母もロキソニン飲んで二度寝した(まだ皆ねてるし)原因不明の激しい頭痛😢
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年賀状 しもた!うっかり出し忘れ!どこや!近所や! 届けに走る
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紅白を見ながら昭和の名曲を 思い出交え息子に伝え
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年の瀬に友達と外で遊んでる 昔も令和も変わらぬ光景 
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巧妙な詐欺の手口に老脳は疑わしきを見極め難し
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元日に詐欺にあったと嘆く友 ライブチケットのネット購入で
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静寂の 中にこそある 幸せは 変はらぬものと 年の始めに
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初売りの店に油断のひなたねこ 吾見てビクリ そそくさと去る
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澄み渡る なんて清しい青空と 眩しい日差し いざ幕開けだ
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若水を汲んで元日ひとり立つおせち詰めつつ雑煮作りつ
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日常に小さな喜びきらきらとちりばめられた年で有れかし
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さぶさぶとベランダでて 山のを染める初日はつひ寿ことほぐ幸せ /佳き一年を願って
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冬名物 猫の重石の布団漬け しなしな僕は起きる能わず
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ねこシール さりげに貼った年賀状 十二支の仲間にいれてほしいよ(笑)
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初詣明日にしよかと悩む元旦 ねこ母以外みんな寝ている(夜は恒例、義実家訪問)
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おだやかな一年になりますように 小さなしあわせ積み重なりて>皆様の上にも😸
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