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しっかりと 窓を閉めても 聞こえ来る 金切り声に 今朝は苛立つ
10
向こうより 近づいて来る 小面が すれ違う頃 山姥になる /能面の女
11
膀胱を 空っぽにして 家を出で 身は飄々と 野辺の径行く
7
某証券 騙るメールが 寝てる間に 欠かさず届き 朝が始まる
12
そないこと やばうないかと 耳打ちし 鼻毛抜くボスへ ちらと目をやる
6
啓蟄の 鼻毛抜く是非 白熱し もう間にあわぬ 切迫性○○
7
啓蟄 の虫の如くに 退院す(俳句) /毛虫の如く 嫌われぬよう(付句)
10
はからずも一人の時間ネトフリでサザンの曲のボリューム上げて
25
鶏肉を切る頃ちゃんと溶けているぐらいの春がお勝手来てた
23
花粉飛ぶ春もいいよね 辛いこと あった日も涙ごまかせるから
22
沈みたる気乗りのせぬ日ネトフリでサザンのおじさんパワーいただく
21
摩天楼 上から眺める 下界では 人の
業
(
ごう
)
が 横せり
7
レモネードひと息飲み干す 早春の微睡み覚めし夢こそ清く
20
朝食の支度のじゃまを やめたねこ 楽だけれどね らしくないんだ
26
うらやまし、おばちゃんたちはカンパイって 駅弁アテに朝ビール呑み
22
一打差も勝てば嬉しき負け悔し 飛ばぬ白球止まらぬ破顔
16
桃色の河津桜の連なりてカップ掠める白球 そよぐ
19
飛ばぬのはクラブのせいと言い訳す 風のせいさと言い張る朋と
13
雪解けの水は盈ちたり千曲川 頒けて欲しかな乾きのダムへ
25
テーブルの上で応援歌の合唱 仕事頑張る君を知ってる
5
インクの
香
(
か
)
フェロモン辿る本の虫 活字の森にお花摘んでる
18
軽井沢しらかば林の名残り雪 眼を灼くほどに反射する白
25
枯れ草の 生い茂る地に 風吹きて 復興の種 蒔かれたりおり
12
弥生晴れ浅間の山の綿帽子 散りた綿毛かこぶし花咲く
22
今朝はまた気圧配置に救われた昇る朝陽よ我の援軍
13
ビル風にコートの襟をかきよせる 大気はなおも警策を打つ
21
雨音は されど水しぶき立つ道路 大小兼ねた交響楽
12
啓蟄の近し今宵は
十六夜
(
いざよい
)
の
明
(
さや
)
か 雨の
昨夜
(
よべ
)
は ワームムーン
30
ストレートなげてしまったまっすぐな月を見てたらいてもたまらず
16
履歴書に貼った写真は笑ってた。その時は未来を知らなかったから。
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