しっかりと 窓を閉めても 聞こえ来る 金切り声に 今朝は苛立つ
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向こうより 近づいて来る 小面が すれ違う頃 山姥になる /能面の女
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膀胱を 空っぽにして 家を出で 身は飄々と 野辺の径行く
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某証券 騙るメールが 寝てる間に 欠かさず届き 朝が始まる
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そないこと やばうないかと 耳打ちし 鼻毛抜くボスへ ちらと目をやる
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啓蟄の 鼻毛抜く是非 白熱し もう間にあわぬ 切迫性○○
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啓蟄 の虫の如くに 退院す(俳句) /毛虫の如く 嫌われぬよう(付句)
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はからずも一人の時間ネトフリでサザンの曲のボリューム上げて
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鶏肉を切る頃ちゃんと溶けているぐらいの春がお勝手来てた
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花粉飛ぶ春もいいよね 辛いこと あった日も涙ごまかせるから
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沈みたる気乗りのせぬ日ネトフリでサザンのおじさんパワーいただく
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摩天楼 上から眺める 下界では 人のごうが 横せり
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レモネードひと息飲み干す 早春の微睡み覚めし夢こそ清く
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朝食の支度のじゃまを やめたねこ 楽だけれどね らしくないんだ
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うらやまし、おばちゃんたちはカンパイって 駅弁アテに朝ビール呑み
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一打差も勝てば嬉しき負け悔し 飛ばぬ白球止まらぬ破顔
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桃色の河津桜の連なりてカップ掠める白球 そよぐ
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飛ばぬのはクラブのせいと言い訳す 風のせいさと言い張る朋と
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雪解けの水は盈ちたり千曲川 頒けて欲しかな乾きのダムへ
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テーブルの上で応援歌の合唱 仕事頑張る君を知ってる
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インクのフェロモン辿る本の虫 活字の森にお花摘んでる
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軽井沢しらかば林の名残り雪 眼を灼くほどに反射する白
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枯れ草の 生い茂る地に 風吹きて 復興の種 蒔かれたりおり
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弥生晴れ浅間の山の綿帽子 散りた綿毛かこぶし花咲く
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今朝はまた気圧配置に救われた昇る朝陽よ我の援軍
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ビル風にコートの襟をかきよせる 大気はなおも警策を打つ
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雨音は されど水しぶき立つ道路 大小兼ねた交響楽
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啓蟄の近し今宵は 十六夜いざよいさやか 雨の昨夜よべは ワームムーン
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ストレートなげてしまったまっすぐな月を見てたらいてもたまらず
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履歴書に貼った写真は笑ってた。その時は未来を知らなかったから。
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