スマホにはもう触らないでおこうねって自分と決めて横たわる床
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息つぎの仕方を忘れていた日々の服を静かに脱ぎすてる午後
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「問題なし」きいて戻ってきた部屋で水に溶けてく午後のわたしは
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軍産の利権蠢くこの地球足らずて他所の月まで汚す
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潮船の並ぶ泊りに老いの波けもの寄れども若人寄らじ
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ボディブロー肋骨砕き臓抉る格闘技とはそういうものだ
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うたかたに投稿までが迷い道次の日読みてまた仕舞い込み
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さよならを正しく言えたことがない後ろ姿に瞼焼かれる
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あんぬいアンニュイな はずのあめのひ ねこげんき ぷろれすするよ どたばたじたばた
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痛いわと髭剃り跡を撫でる手が不思議な事に微笑んでいた
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この傘が新品だからではなくてこの五月雨が新鮮なのだ
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夏至の日の ひと月前の 今日にして 風邪引きそうな 寒さ戻りぬ /2026年5月21日
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陽石と 見誤りてし 「わさび漬け」の 碑(いしぶみ)ありき 県庁の前 /山葵漬け発祥の地
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藤棚の 下のベンチに 人けなく 声なき風の 吹き抜けてゆく /駿府城公園
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トンネルを 三つ四つ拔けて うとうとと あれかにもあらず 静岡に着く
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雨だとて決めてたからと通院日考えることみな同じかな
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たんぽぽの咲いていたあのおうちは雨の似合う 弁護士事務所になりました
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雨の日のLINEイノシシ次に熊近くにいると注意情報
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ポマードで塗り固めたよ小四の夏、横分けにしたくなってさ
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威勢良し気品と知性どこいった皐月の空の鯉のぼり並み
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右手から葉っぱが弾ける音がして静けさを知る雨のベランダ
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携帯扇手に取りスイッチ押してみる 去年の夏の電気が動く
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ほんたうのペアのグラスはすぐに割れかたわれづつを冷やす再婚
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珈琲の香り切るごと匙廻す 黙すやさしさ 喉つたう熱
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幸せに怯える日々を越えて来た あなたは天使?それとも悪魔?
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「嬉しい」の受け止め方がわからない 否定で作られてきた「私」
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昨日食べた 鰻効果か 朝の元気 久しぶりゆえか 満足ゆえか
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重箱の隅を突ついて穴開けば 澱む空気も流れ出ずるか
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風に散り 雨に落とされ 湿り気に 追い打ちかけられ ゲンナリしてる    →木々花々  
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猛暑のち 気温二十度 急降下 古い建物 悲鳴を上げて
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