髪の毛を乾かすついで冷風に夏を感じた夜中十二時
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もっと見ておけばよかった君の手とか髪飾りとか靴とか
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君送り氷雨の沁みる夜の胸に灯す交わした今日の微笑み
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じれったい恋もキッスもないままで駆けたわが春 わが青春よ
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ベゴニアの挿し木を一つ一鉢へ移して贈り笑う君待つ
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迷い道 雷鳴響き 身を屈め 泥をかき分け 道を開けり
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茹でたての薄皮剥いたそら豆と熱燗すする寒き雨の夜
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雨音で 過去の水害 思い出す 熱波台風 長雨洪水
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あす母と『おりこうさんになる薬』雨は降るけどもらいに行こう
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子が大事 甘やかしたる 国政に 楔打ち込む 少年犯罪
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ウィスキー 五臓六腑を 浄めたる 患いあるも わがひと世なり
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季節の花 手折って飾る 一輪挿し いつもの位置に 座して眺める
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なんなんだ この寒暖差 温暖化? そうなんだって 韻踏んでみる
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私の軸を 根底から 覆す 君の底抜けの 自己肯定感
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しくじりが誰かの杖と成ればよしたとえ成らずもわたしがみてる
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梅雨が好き 逸らして言う君の目尻見て 僕も素敵な雨の日が欲しい
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長い爪 巻き髪金髪赤リップ なんでかふたりで 食べたラーメン
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そぼ降る雨 疲れたこころ癒されて 明日へと向かうリセットボタン押す
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害獣の数多の被害ヒグマ・エゾシカ・アライグマ・ウサギ
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降りそそぐあめのしずくを掬いては今より我の再建図る
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雨降りで外出せぬと決め込んでゴミ回収日も失念したる
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高齢の学びの講座ヒグマの件 後ろの席の私語がうるさい
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心臓の 裏の冷たく柔らかい 僕の住処に 風は吹かない
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返信を提案される世の中に 何だか愛も薄れてくよな
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ここぞとばかりに口数多くなる付和雷同の金魚ぱくぱく
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カラカラの喉にサイダー流し込む今年も健やかな夏が来た
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お茶わんのクリームソーダにアイスは溺死す母不在の深夜一時
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エアロ漕ぎ 弱虫ペダル 観ていたら 気づけば山で 我も坂道
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なんのため 探してばかり 意味のない問いに答えが見つかるはずも
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目薬を 選ぶがために 覗かれる 知らぬ瞳で 澄み渡る黒
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