夜蜘蛛にねぐら貸したるアンテナの もたらしたるは悲報ばかりなり
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『笑点』で締める日曜ビール注(つ)ぎ黄昏時は沈む日穏やか
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洗面の蛇口に頭ぶち込んで 洗えちゃうんです坊主頭は(暑い時便利)
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遠き日の ニッポンの夏 金鳥の 夏去りゆくと 今や幻
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ことのはの裏を読む癖ついており四日延ばしの彼への返事
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ふくざつと、シンプルな言の葉ではとても言い表せぬ、ふくざつ
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スポーツを 裏から見れば 国威なり 代理戦争 金が飛び交う
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彼に会う二度目の土曜雨になり買ったばかりの靴が気になる
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正月は雪に化粧ひし武蔵野も フライパンなり葉月迎へて
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震災の 瓦礫の中へ 潜り込む 生存探し ほふく前進
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しら南風(はえ)に 打(う)ちてあを閉(と)づ 海底(わたそこ)に睡(ねぶ)れど透(す)きし 汝(いまし)がゐのち
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いつの間に 時間(とき)に越され置いてけぼり 何もせぬまま気づけば葉月
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あの鳥が ついばんでいた 花種が 世界平和を 咲かせますように  
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途中から青信号に駆け出して結局渡れぬような生き方
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葛藤で 死地を彷徨い 生き延びるそんなあなたに 政治を託す
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猛暑日が続き パワーが欲しいとき かけるボンジョヴィ 『It's My Life』
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朝露(あさつゆ)の 消(き)ゆる人々(ひとびと) 辻斬(つじぎ)りや 顔(かほ)に浮(う)かぶは 笑(ゑ)みか涙(なみだ)か
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赤(あか)ら引(ひ)く 日(ひ)が焼(や)くる肌(はだ) 癒(いや)したし 君(きみ)と分(わ)くるは 麦酒二缶(ばくしゅにかん)
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リズムとり 廊下を歩く リハビリに 天国行きは スキップ踏んで
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挫けても失敗しても 生きている限り 人生に引退はなし/上司の言葉
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成仏のしかた忘れてウロウロと部屋のどこかにいてほしいんだ
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「辞めていいよ」 癒し系の 囁きに 「いや失敬」と固辞し 踏ん張る
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「おもいきり 鳴かせてやれ 短い命だ」夫の横顔 武士になりきる
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病む友に手紙したためポストまで くだる坂道夕影の道
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クラス会あっても行けない自分には世間と一線引いたその側
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クラス会出来てないのは委員長の私の消息断っているから
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母さんは嚥下障害俺歯無しみんなゴッチャだミキサーで食う/スープ、ペースト、スムージー
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驟雨衝(つ)く 番(つが)わぬ鳩の声低く などてこの世に生み落とされしと
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そう言えば奴は熊本だったよな付き合い切れて久し学友
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こだわりを 貫き通し 何をみる 笑顔の下は 能面のごと
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