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肌を射る強い日差し影ひそめ 優しき光つつみゆく夕暮れ
17
夜の蜜 ひとくち掬って 飲んでみる 涙の吹雪 星の夜を舞う
7
「先輩は悪魔のような人でした」夭折の叔母の寄せ書きページ
9
なぜ今ごろ人が行くのだ廃駅になった故郷のきさらぎ駅に
9
記せども誰に届けぬ歌なれば唯この時のわれを慰む
10
正体を知ったお前は助からん一緒に踊れさあクネクネと
8
野良猫が寄るのと逃げるその差には 誰かがくれた優しさがある
8
皐月でも締まり屋なれど堪え難き暑さに負けてつけるエアコン
10
私には償い切れぬ罪がある 人差し指の名を変えたい
7
怖いので触りたくないこのまんま放っとこうかなそれも怖いな
17
星空の 海から落ちた 息遣い そよ風感じ あなたと見た空
6
その時だけ楽しければいい 刹那主義のお手本みたいに生きる
3
青年期 硝子ザラザラ雨の日に 紙飛行機のカレンダー載せて
3
私ねぇあの時ちょっとおかしくてと笑って言える世界が欲しい
24
高い
値
(
ち
)
を示す支持率そのわけは 政策じゃなく中傷動画
6
再検査終えてようやく息を吸うわが胸のなかに満ちゆく五月
37
待つ時間 長しと感ず バス停は 夏日となりし 五月
半
(
なか
)
ばの昼
13
薫風を色濃くす 若葉の成長 街路樹を青く
染
(
そ
)
むる
公孫樹
(
イチョウ
)
25
減税を出来ぬ理由はレジのせい レジを作った国民のせい
5
この世をば我が世とぞ思ふ得票を 中傷動画で得たと思へば
11
失せぬやう付けし鈴なる定番も今では熊を避くるため付く
9
峠道 ペダル踏み抜く 我が耳の 遠くに聞こゆ 初夏のハルゼミ
16
最高の見返り美人此処にありスカイラインといついつまでも
6
免許証 我が返納するまでに 叶えて欲しい自動運転
13
我が愛車すごく速くてカッコイイそれ以外は…何もないけど
5
五月雨に心乱れて
燕子花
(
かきつばた
)
あなたのせいでしとどに濡れる
5
爪切りが大の苦手な君と格闘 「シャーッ!」と威嚇 きょうも断念
21
土のないビルの保育園散歩 夏日に照らる緑の帽子
12
「にゃうわーん」「はーい」と何度も返事する ねことの会話 いと楽しきや
23
この品はあの店で買いその品は割り引きの日と戦略を練り
21
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