しんとした 新都心流す 深夜の軽 浸透する風が 冷ます嫉妬心
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寄る辺なき歌のみずうみ漕ぎ出せば弥生の宵のみぞれ冷たき
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垂れ込めた分厚い雲の裏側で 秘かに欠けゆく弥生の月食
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雨は髪を濡れさせたい髪は僕に触れさせたい 傘に隠れて
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行き過ぎた政治取引 負の遺産 負債抱える 後世の人
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あなたには私は使い捨てカイロ せめてストーブのようにありたい
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見詰められ 光揺らめく双眸が 眩しく思い 痛む傷痕
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咳込めず喉の道筋がらついて素麺啜るは苦行と覚ゆ
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そういえばならんで写真とったっけさよならきっと好きだったひと
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月食の日にだけオルガン弾きに来るあの人を好きになってはいけない
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まだ好きよ あなたちょっと 優しさが ひどすぎるのよ 嫌いになれない
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雨上がり 実り輝く 柳の木 露はビードロ 空には太陽
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大事取り 有給休暇 消化して 静かに過ごす 雪待ちの午後
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3文字で 終わりを告げた 春の恋 刹那花冷え あなたはいない
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空の下で繋がっているとかではなく あなたの隣で見上げたい月
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春みぞれ ようやく開いた野の花も 風に震え身を寄せ合いぬ
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雪解けて 恋に破れて 山河あり 春の望みの 散りゆく調べ
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雛の前マラカス振って飛び跳ねて…忘れた孫は、大学生に
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ひさかたの 雨の予報の ひな祭り 月食阻む 雲し恨めし
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降雨のち 晴れて風吹き 暴れたる 花粉と黄砂 今年心配
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駅前で女子高生バルーンをかかえ積もる話は続く
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自覚なき横暴こそが悲劇なり次こそ最期騙さる勿れ
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涙腺が弱まってるのもホルモンか「もぐらとずぼん」(←絵本)読んでウルウル
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夕飯(ゆういい)は 何にするかと 冷蔵庫 いくども覗く 灯のともるころ
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愛は無い それで良いんだ 誰だって ねえ ヴォネガット そうなんだろう?
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おためしでヴォネガッティズムをそのまんま詠んでみたけどいかがでしたか?
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エブエブのビーカインドの元ネタはカート・ヴォネガットにあるらしい
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エブエブという映画では「親切」に希望を賭けていて 大好きで
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どうしても機嫌が悪い日 あるよねえ 時間を味方につけてみたらわ?
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ちょっとした良いことをする そうすると顔がほぐれる これで良いって
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