姫シャラの蕾に小鳥くる庭にあおの小さき夢の膨らむ
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微睡みて 夢で幼き吾子いだき 目覚めた腕にぬくもり残り
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午前五時今日一日を思案する 「会議」「出張」死語なる定年
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まだ五月 きょうは真夏日あるらしい 朝の薫風全身で味わう
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老ひるとは 亥の刻過ぎきし刻限は 夜更かしなどは夢のまた夢 
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怯えるな 賭博ギャンブルめいた 恋ならば 負けると知って 全てを賭けろ
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煙ごと 夜風に混ざる 面影が 春の終わりに 少し遠のく
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あらふしぎ 厚みを帯びた 札束が 跡形もなく ごんぎの様ね
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火をつけて 煙の匂いに 思い出す 不機嫌な顔 空の灰皿
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擦り切れた 脳髄すでに 朧月 映し出しける 己の顔を
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遊技場 やめよやめよと 思えども 我満たすのは いつも銀玉
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目にしたる 裏磐梯の 花々に 我を忘れて ひと日預ける
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何人も 生きる力に なれません 弔う人は 其方のみなり
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兵隊が 武士に向かって 倫理問う 敵と見なせば 殺していいか
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※閲覧注意     「人生この日々然程さほどの価値はありません。 愛犬いぬが死んだら首を吊ります。」
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蒸し鶏にキムチと林檎ゆで卵胡瓜とラー油の冷麵いかが
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縦横の 繋がり絶えて 幾世なり 隣近所も 怪しきなるか
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味がない キミの料理に 味ぽんを 俺は自分を 騙せなかった
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自由とは母が眠りについた後その代償は高くつくがね
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ちかいなぁ ちかいなぁって おもってる ほけんをおれに すすめるじょせい
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夏の陽よどうか急がず満ちていた桜の香りを返しておくれ
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銀行も 公的機関も 近隣も 疑い出せば きりがない世と
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右利きが 引っ張りきれぬ 欠点を 顕わにしたな 「トランプ」さんよ
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自らを 裁き得ぬのに 起こし事故 人材などは 豊穣なりし
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保冷バッグ 詰めた冷たい チューペット あの夏の冒険 プレイバック
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亡き父の こころはそこには あらねども 尊きむくろ 荼毘の非情よ
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日々の垢 夜な夜な襲う 自己嫌悪 拭うため部屋の お掃除決行
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炭焼きの秘伝のたれの鰻重に山椒を添えて肝吸い新香
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四季映す描く心の綴る音の 協奏曲に ひと日を癒す
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花満ちて好きな微風へ向き変える白い風鈴ナッキーホワイト
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