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ご飯食べましたか?にはい食べたよと返事が出来て別腹温む
13
ソーダ割り麦焼酎にスティックの胡瓜を入れて思う鮎釣り
16
頂いた鮎の骨抜き手間取れど十本出来た姿寿司かな
15
餃子旅浜松駅のすぐ近く浜太郎にて十八個食う
8
もうずっと孤独に漕いでいるつもりだったよ 二基に照らされるまで
3
打つ雨に 百日草の 芽の揺れる 夕べに夏の 光り恋しむ
16
緑濃き挿し木ウツギに箱根路の梅雨の花々胸を彩り
14
夕の灯に山並み浮かぶ水の田の駅へ列車の止まり遠のく
15
「行きずりの情けは要らぬ」とカタツムリ 果たして道路を渡り切れたか
32
ふる雨はひとの想いの万華鏡 嘆きを廻せ労りとなせ
19
今の時期 仕事終わりが うっすらと 明るいだけで めちゃくちゃ嬉し
5
部活終え 余裕ができた 傘の中 冷たい雨も 恋しく思う
8
雨である 信号を無視する車である どろっとしたアスファルトである さらば失恋
5
夜空がさシールだったらいいのにな今日の終わりに星をいただく
16
ビニールのフィルターを通してみるまだ起きてるあの家 私は世界を許していた
5
通勤の 電車はなぜか
癇強
(
かんつよ
)
し 仕事に対する 潜在意識か
9
一条
(
ひとすじ
)
の
炷
(
た
)
いた
香
(
こう
)
より 火をつけた
燐寸
(
マッチ
)
の
薫
(
かお
)
りに 心揺れたり
27
鬱上戸とは言えないし嫌悪だけ残っていくのが離散の理由
5
ダイエット 今まで何度 誓っただろう たゆたっている 決意も 腹も
19
暗に告ぐ恋愛信仰やられゆく ヒトにも人にもなれない感じ
2
「口惜しかったら言ってみな赤白抹茶小豆コーヒー柚子桜」 いまでも言える
14
那智黒の変な踊りのお婆さん あれは失敗、格を落とした
7
水底
(
みなそこ
)
の魚みたいに六月の雨を聴いてる静かな雨を
26
関東人
(
わたしら
)
が何回行っても分からない 「梅田」と「キタ」と「大阪」の別
14
スタンプに 返事をくれる 貴方には 私の愛を 残さず送る
11
クロテッドクリームさえも甘言葉きみとわたしを照らす月夜は
6
「もう好きじゃない証明をしてみせて」それは難儀ね、灰色の刻
4
CMの「
放出
(
ハナテン
)
中古車センター」は 在庫放出と思ってました(在阪時代)
13
疲れたも 眠いもとっくに 通り越し 街眺めつつ 宵の帰路につく
15
君の手をひとさしゆびでなぞったら 恐らくそれは朝日のかたち
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