櫻木の根元に埋うづもる屍の 長い睫毛に付着する泥
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そぞろ歩き いつの間に木々の若葉萠え 目にもこころにも沁み渡りゆく
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あなたへと夕飯をリクエストする手紙の返事より早く来る飛翔体の通知
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ブロンソン脳裏に映るクラウディア風の平原スキャット渡る
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桜色絨毯如く散る上に黄色い花の蒲公英が咲く
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幼き日「馬のベロ」だと教わって今もそう呼ぶ木蓮の花
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ひとりぼっちでたたずむわたしに あなたは声をかけてはくれない
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退勤の時に出やすいじんましん ホッとしているサインらしくて
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道挟み 日陰と日影の 匙加減 満開の花 散る花もあり
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新生活one styleを二人にてゴミ箱さえもひかり輝く
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書けないよ 毒の強さが 際立ちて 「屁の河童」さんに 脱帽👒します
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アルペジオ小川のように耳流れ春のコード季節が素肌に纏う
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つんでれの春と出逢って三十年桜のようにいつも降られ、て
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伝書鳩(みみたぶ触れて)吉報と「i」が交わり春風吹けり
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令和の「令」レ点をくわえ和を発令怜悧な君は黎明、と鳴る
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「返して」と言わずに見上げる青空は 飛ばされた分近くなるかな
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空を舞う私のシャツはカモメへの 春のギフトと決めた午後です
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ムダなもん  削ぎ落として  佇まう  結局のところ  シンプルがええ
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リード越し抱きつく犬の名も知らず朝の散歩はあなたをとめて
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花見じゃなくて葉見だねと振り返る 君はスマホを見つめたまま「は?」
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帰り道 風に向かって 花吹雪 その一瞬は 坂本冬美(さん)
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丸美屋のたまごふりかけかけたならミモザの花がご飯に咲いた
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遠近おちこちに残る雪山飛び越えて旅だつ白鳥鳴きかわしつつ
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制服着て大人の気分背伸びして校門潜り吹く風光る
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十六と二十歳はたちを神が結び付けあなたと逢った春があったね
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折々に思いもよらぬ蹉跌来る世に萎縮する客人なるゆえ
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君が代の斉唱途中でハッとする歌詞画面読み和歌だと気づき
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日に透けてやさしくそよぐ木々の葉は燦々として風に煌めく
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掲示板に自転車チャリの鍵 木の葉にペン字にて 「おとしものです」のメモ添ゆ
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殺人に使っちゃダメだ包丁は殺した後の調理に使え
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