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何度でも くり返しては 練習し 大概のこと 出来るようなる
13
あなた似の誰かじゃなくて本物の手を握ったら海へ駆け出す
4
いつまでも次の季節を楽しみに待ってしまうの終わらない恋
4
小豆炊きおはぎをつくる葉月末
亡母
(
はは
)
の味恋ふ弟たちに
31
悲しみに 打ちひしがれても 歪まぬ目 凪いだ水面に 投げた石ころ
8
頑なに 体温拒む 殻を剥く 君の言葉は 器用な指先
5
きみという五線譜の上でひときわ華麗な音になりたいのです
5
8月と 9月の音が 入り交じり 縦か横かな 右往左往す
7
S
N
S
絶って身軽になった日にあなたと始める交換日記
9
夏休み早めにドリル終わらせて八月末だけ人気者だった
8
初めての一人帰省は乗り違え切符を落とし早寝の鼾
3
東京で ランチは マグロ二色丼 気合いを入れて 一気にかき込む
16
夏の夜に 子らと笑顔で 花火して 親は息抜き 二学期向かえ
16
夏休み 最後の日曜 思い出を 子らと親達 花火で過ごす
15
本当は好きだった気もするんです 眩しさなんて許せるくらい
4
スーパーでアクエリアスの安売りはもうすぐ夏の終りの合図か
11
なつくさや弱きものの夢のあと施餓鬼の回向たがため也
3
夏は「もう、帰る」と言った 「どこへ?」とは聞けぬ私を揶揄うように
4
プール後の眠気の中でも輝いていました 塩素で髪色淡く
5
わかりあうことなどできぬひとたちの 善意の誤解に我は生かされ
8
金星へ 真っ直ぐ向かう 飛行機を 眺め歩いて 帰る夏の日
12
この夏が終わるまで会えぬあなたに想いを馳せて恨む入道
4
するめいか 炙ると美味い やってみる 酔って震えて 火中へ落とす
8
松葉杖ちょっと格好つけてみるへろへろの足ぶら下げている
8
快適な ひとり暮らしに ほしいもの 吾子はなくとも 孫の手 猫の手
5
ブロンソン君の帽子を飛ばすため ウィンチェスター弾込めて待つ
10
ひっそりと 心地良き日の 空の下 暗がりの海 わたしを連れてく
4
思い切りこけて擦りむく膝小僧 痛みに勝る情け無さよ
20
Chaconne
(
シャコンヌ
)
と
練習曲
(
Chopin op.10ー1
)
を 弾きたいな 生きる理由は 各々違い
10
背に深き 輪廻ありせど 日は待たず その日その時 前を見据えり
11
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