k-keita
1
1
投稿数
63
読みたい本無いし心の読み方か空気の読み方を学んでみる
6
愛し過ぎたらいいよ 通り過ぎたらいいよ 雨で低いところを飛んだ鳥
2
満杯の浴槽の中にずり落ちて風呂の妖精に会ってみたかった
3
この星はぐるぐる回って君がただそこにいるのとおんなじように
2
引用欄雑に書かれた文献の一つになってみたいなぁ またね
4
灰になれ も少し頑張れ またひとり 最終列車は夢の国行き
6
酒をまだ飲めないからと缶コーラ傾けカイジの真似をしてみる
8
プール後の眠気の中でも輝いていました 塩素で髪色淡く
5
百円のパスタをベンチですすってたあたしは入道雲の末裔
6
置きっぱで乾いてしまったコンタクト 爪引っ掛けて剥がした夜は
5
この頬を撫でたあなたと絡ませた指から伝う温度柔く今
2
考えがあるのあなたは悠久の時を過ごす相手ではないから、
3
道端の蝉 85円のアイス 涼しい部屋 あなたの泣いた顔
2
返さないそうすりゃこのさよならだって未完成のまま終わってくれる
3
早朝に燃ゆる太陽火種とす あなたの恋を抱きしめて二度寝
3
隣ゆく君の靴の音に呼応して鼓動刻んだ左胸の中
3
一つずつ紙にハンコを押して行きやっと最後に君と出会えた
3
一ページ一行ポツンと載っている短歌みたいなあなたの涙
3
遊ばなくなったなぁ前みたいにさぁ自転車漕いで古本屋行こうぜ
3
「ひととひと支え合って『人』の字ができた」なら自分はまだ「ノ」かとぼんやり
3
海に向け足を投げ出す君の背を追いかけることしかできなかった
2
こーーーーーんなに分厚い辞書を引いたのに未だわからぬ「君」という存在
4
最終回とかいうなよシーズン2、3作る もちろんあなた主演で
4
まもなくご注文の品が到着いたします 新鮮な愛二貫200円
2
覆水の帰らぬ盆を差し出してふっと微笑む真夏日の下で
3
メロン味アイスに入った果肉くらいのささやかな幸せが欲しい きみと
1
切りそこね伸びすぎた髪をかき上げるアイスを落とした子供横目に
4
流れ作業で手持ち花火に火をつける 思い出を反芻するように
5
一つ空け座ってできたこの隙間席一個分の勇気で君に
5
八日目にはもういない蝉くらいの強さで君の手を握った海岸沿い
5