天国が地獄に見えて後ろから突き落とされたことを知りまし
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運命の一筆書きをためらって途中で引き返している腰抜け
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目医者とはもう言わなくて眼科だと新入社員が教えてくれた
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マウントを取りにかかるが悉く失敗してるよ 君、昔から
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今日こそは覚悟を決めたその顔が哀しく笑い涙が落ちる
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それだけで判断してくるバカがいて容姿で負けない生存戦略
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猫草に群がるねこたち 左右から 鉢に頭を突っ込み居りぬ
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浅漬けをやっこに乗せてハイボール なかなかいける スタイルバランスアサヒのノンアル(明日また病院〜)
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風邪ひいて寝込んだときに現れた天使になぜだか謝っていた
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友の声下を向くなと励ますが、私は はいつも頑張ってます。
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暮れなずむ坂 ゆっくりと歩を運び 三十一文字みそひともじを編み 皐月躑躅サツキツツジ
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夏は半袖 吊り革で申し訳なくなる 左腕の白スジ
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ゆっくりと決壊はじめる心から押し出されてゆく白鳥の群れ
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宅配便引取り業者に怯えられ ケダモノ気づいた 化け損ね
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人生の東京駅と高尾駅行きつ戻りつ今日も生きてる
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骨からめて飾られるわたしたちきっとレ・ミゼラブル
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田植え機の 並べる苗に 風渡る それにつけても 早期復興
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出張の 帰りに現る 富士の山 カメラで撮れぬ 夕焼けの色
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二つつ 食べて満足せぬままに 気づけば五つ 気づけば八つ
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潤間ぼへさん帰ってこないね
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灯屋くん帰ってこないね
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久々にフレイル教室顔合わせ見知りを見つけ無事に安堵す
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まとめ上げ届いたデータ昨年の明日やり直す夕日がきれい
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地下鉄と言いつつ地上を走るのです(笑)神戸にしか無い光景だろうか
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春風の香りは窓の向こう側ホットシェフだけ匂いがわかる
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神戸市営地下鉄地下鉄がそういや窓から見えたっけ 少女時代を過ごした市営住宅あの家
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出来るなら線路沿いに住み窓開けていつも電車をながめていたい/我鉄子
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春の夜に そっと手を伸ばす 風香る 過ぎ去りし日に 想いを馳せる
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「好きやって言うたやろ」と母包みたる 柿の葉寿司に宿る優しさ
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トマトのへた分かりすぎます(笑)ギョッとする ご同様なのはキウイの種とか
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