※ 花祭り 雲はゆっくり 離れ行く 朝の冷たさ 良き日の証 ※お釈迦様の誕生日
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口語歌と 文語の歌と 一目見て 「位相語」の如く 違う語彙の差
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「見せ消ち」を 読むは楽しも 定家書写 御物本なる 『更級日記』 /影印本
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白妙の 懐紙に赤き 跡とどめ 唇を押す 指を反らせて
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さみどりの 紡錘形の 莢の内 黒き実放つ 天竺の香(こう) /カルダモン原産地天竺
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東京に負けた気がした帰り道何に負けたかわからないけど
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「五分間」閉じ込めようか永遠にそう願うのは僕だけだった
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夏来たる ぐんぐん伸びる たけのこや 季節彩る たけのこご飯 母の味 ほくほく匂い 笑み溢れ
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一夜明け 明るい陽射し 降り注ぐ 雲ひとつない 灌仏かんぶつの日
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2時間余の眠りにて飛んでイスタンブール目覚めれば晴天あさひ眩し
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雨間あまあゐの車道をば 通過す車 散りぬ桜花おうかを 振り払はぬまま
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新しき出会い求めて 目の前の扉開け 君は今飛び立たん /入学式の孫へ
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まんじゅうがこわいギッシリ餡つつみ賞味期限がやたらと長い
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クレームを言わない親が割を食う春の嵐が吹くクラス替え
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後ろ髪  引かるる思ひ  花吹雪  田舎の町を  サクラ色に染む
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卯月せば 冷たい朝に 遠々し 入学の日の 娘をおも
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昼下がり幼稚園児の足音に揺れて応えるチューリップの赤
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サイゼリヤ鶏のステーキ消え去りて残り香舞いちる花時の昼
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宵闇の月下の花は色褪せぬ 影も見ぬままただ散るを待つ
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冬枯れの いばらも蒼く芽を吹きて 待ちにし季節ときよ桜咲くなり 
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術もなくニュース見つめる白鳩の口に咥へし反戦ポスター
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氷雨ふる年度初めの出勤の間際にあたふた手袋さがす
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月ぞ知る 君待つ宵の儚さと僅かな逢瀬の愛おしきかな
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黙々と釣り糸垂れる夫の傍で はしゃぐ吾子たち 過ぎし日の光景 /回顧
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得意げに 釣った小アジをさばく夫 台所になぞ 立つこと無いのに /回顧
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岸壁の釣り人たちに 在りし日の夫重ねる  潮風うけつつ
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葉桜の言葉に余る気持ちさえ紫煙たちが解いてく
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君のこと触れることさえためらうよ後悔なんてしてないよ
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ありきたりな返事でごめんね こちらこそこんな普通の苗字でごめん
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川のなかにただ煙追いつくように桜とともに流れてく
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