深夢
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黒纏い 頭を垂れる 向日葵は 死にゆく夏の 葬列をなす
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気があるの ミエミエなのに いけず口 骨無しチキンも 嫌いじゃないわ💙
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悲しみに 打ちひしがれても 歪まぬ目 凪いだ水面に 投げた石ころ
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黄昏に そびえる富士の 影法師 かしこみかしこみ 仰ぎ見るかな
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実るほど 頭を垂れると 言われども ついぞ浮かぶは 啄木の顔
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盆を過ぎ 涼風薫る 宵の入り 寂しさ思うは 祭り後なり
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出来合いの ミームだらけな 会話にて ジャンクフードの 味を覚ゆる
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妹と 母の語らい 咲く笑顔 細まる我が目に 映る向日葵
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紙の上 踊るペン先 頼りなく 表す技の いと難きなり
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額縁で 微笑むばかりの 我が祖父に 何を語れど ただ空を切り
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朝日より 虹輪出でて 後光差し 群がる雲を 照らし侍らす
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濡れ夜道 尾を引き走る 街灯の 光に我は 彗星を見る
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陽に流れ 空を掠める 干し物に 己が心の あり様を見る
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美しと 人は花見て 囁やけど 露にも知らず ただ咲きにけり
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短夜に 黄金で満ちる 月の杯 仰ぐのみにも はや酔いにけり
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宵の口 帳に灯る 蛍火に かいなを伸ばし 星を取りけり
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微睡みに 白河夜船の 櫂を取り 夢境の裡へ 漕ぎ出でにけり
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