Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
3970
3971
3972
3973
3974
3975
3976
3977
3978
…
次 ›
最後 »
短歌では微妙な思いこぎれいに 下世話なことは狂歌にしてね
0
貧乏で 腐りかけた食べ物を 漬物と呼びパクパク食べる
0
家にいるだけの日にまだ夏と勘違いさせるような色の空
0
あの花の花言葉は何調べると 家族愛だとメキシカンセージ
1
皿洗いしながら思い当たることわたし男とできないたぶん
1
手のひらに収まるほどの液晶が彼に繋がる一つの
縁
(
よすが
)
1
何もかも桃太郎軍に奪われてあわれ鬼さんふんどし一つ
0
桃太郎に角を折られた赤鬼が語り部となる平和記念館
1
うちの孫きっと未来のスターだぞお遊戯会で鯛役務める
1
朝に飲むレトルトの味噌汁の底溶けきってない味噌にいらだち
1
峰々の色づく秋は
紅
(
くれなゐ
)
に水
括
(
くく
)
るらむ天の川波
1
ベランダに米粒置けば食べに来る雀のお宿はお寺の竹薮
0
素敵だわこのラブホテルここだったら主人と来ても楽しめそうよ
0
見慣れない男の靴が玄関にあるのに客はいないと言う妻
1
おばあちゃんまたすぐ来てねこの次は絵本じゃなくてゲーム買ってね
2
良質な映画のあとは胸躍り描けない絵画さえ浮かびくる
3
お互いに 知らない時が 流れてる そばにいられた これは奇跡ね
1
黒髪と つぶらな瞳 イタズラに 止めてと笑う 午後の教室
0
秋晴れてどこまでいっても
水縹
(
みはなだ
)
の空に散りばめたい鱗雲
3
手を握り このままずっと 友達で 同じ制服 想いは同じ
0
引っ越すの はるか遠くの 知らない町へ 彼女の唐突 思い出したわ
0
さめざめと泣く紫陽花の美しさ愛の条件は涙と言える
3
自己管理せよと他人が言うことの端的に矛盾ではあるのだが
0
我が肩を枕に眠る知らぬ
男
(
ひと
)
薄手のシャツに刺さる短髪
4
二十二時十八分発千葉行に巣食う座席を狙いしハンター
2
何人も逃れられない本がある 「資本論」とはそういう本だ
1
不採用だった会社の案内は鍋敷きになる刑に処される
41
経済を再生させる大臣が 追い詰められてもはや
辞
(
や
)
め
際
(
ぎわ
)
1
じゃりじゃりとココアのダマを押しつぶす カップの傷はとけきれぬ愛
0
まだ旅の途中なのだと言っていた 涙拭って星を見上げる
1
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
3970
3971
3972
3973
3974
3975
3976
3977
3978
…
次 ›
最後 »