来年の今ごろわたしはどうやって生きているのかおそろしくある
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空腹を自覚できているしあわせとかなしさだけの天秤がある
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やわらかでましろいパンのまんなかに鎮座するきみカツサンドという
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街灯のLEDに燦めいて プラネタリウムのような粉雪
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与えられシナプソロジー段々と脳が身体が温まり来る
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人生は2時間ドラマ 1時間50分あたりで断崖に立ち
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風呂上がり 寝落ちの妻が見逃した数分間で犯人を知る
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すき焼きの湯気の向こうに座る夫キミ 飲んでないけどビールはいいの?
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月に腰掛ける魔女との約束で一寸先の赤色を跳ぶ
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病院後 待ち合わせの時間つぶしにて モフサンド展を撮りまくりたり(撮影オッケー)
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井の中の蛙の空は四角くてわたしの空と同じね 氷雨
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清湯チンタンに溶け出しているまっすぐな店のあるじの人柄を吸う
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君よりも何度も見たよ君の名を検索して出るおっさんの顔
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よくごらん アンナ・フロイトがわたしの詩 じっと見ている これが昇華よ
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その画家は好き だけどあなたのことは嫌 同じ絵の前立てやしねぇな
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十は先遠く離れた駅で降り 近くであればあるほど知らぬ
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パソコンをさんざ眺めたあとに乗る電車はゆらりゆらと揺れてる
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【CM】百均の 防寒アルミ(シート) かけてねりゃ 毛布一枚ぶん 無くてそれなり /軽いがガサガサ
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もうすでに 3%の 辰年を 浪費しました お知らせします
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ある意味で区切りだったのかもしれず 一年の計はおみくじにない
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知らぬ間に再出発の肩書きを背負わされてたぼくらは無垢で
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「強そうに見えるかな」って呟いた 私の心はチワワ並です
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布団着て 暑くて脚だけ外に出す 指先冷えて また着る愚かさ
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砂糖なし芋ようかんを育てたら仇で返した入れ歯泥棒
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てんてんと灯火咲かす冬の夜蝋燭の灯で運河のほとり
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「不適切」 あいまいな語が はやりなら 「いきわかれ」でいい 離婚 家出は
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なんだろう 甘いおちゃうけ そのあとに しおあじほしい けっこんできない
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あの日々のがんじがらめの縄をとく 大好きな歌とお風呂の魔法
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白雪をけずられ富士は荒々し 曇りの空に仁王の顔の
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現代に 王様なりたい 独裁者 理念といても むだかもしれぬ
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