宇佐木 芙和子
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今の気持ちをここに留めて、あとで思い出せるように、詠んでいきます。

じわじわと染みるざくろの酸っぱさは 我が身を巡る 涙も忘れ
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消えてしまいたい夜は 君と眠る夜まで 耐えようと目を閉じる
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目覚むれば一日ひとひ一枚ひとひら散り散りてみそひともじに納まらぬ日々
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さめるのも恐れも知らぬ情なら 無垢なるゆえにいよいよ滾る
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言の葉のとげすらいとし君のもと 柔手やわてににじむくれなゐ落ゆる
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眠れぬ夜 もてあまし徒然に詠む 歌方の君と語りたし眠れない夜は思うままに詠む歌でutakataにいる皆さんと語り合いたいものです
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とっておきの魔法 まぶたに乗せる星屑ラメ あなたの頬にうつる きらきら
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きっとうまくいく気がした雨の午後 信じて進む泥濘さえも
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お布団に残してくれた温もりに ひとり今夜も抱かれて眠る
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この恋が愛になるまで 冷えぬよう 注げる 魔法瓶があれば
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海原にたゆむ光の道満ちて星は彼方へ月は何処へ
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AIも予想し尽せない運命 たぶんそこら辺にも転がりて
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君の隣で笑ってる 君が撮ってくれた私 いちばん可愛い
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本当は君と コンビニアイス 買いに行きたかった 夏は過ぎゆく
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思ひ立つ ままにながむる うたかたの 浮かぶが如き我が心かな
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マフラーの音 聴こゆる度 たちまちに 君至るかと胸騒ぐ午後
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抱えたる想ひは共に出来ねども 波しぶき被る 思ひきりあり あなたの抱える痛みを共有することはできなくとも、あなたの心に立つ波しぶきをかぶる覚悟はあります
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煮滾にえたぎりたる熱湯の中にひらり揺蕩わせ しばらく冷ます 薄切りロース
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遥かなる温もり求め想ひやる 幾夜重ね面影を待つ
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君くれし言の葉想ひ起こさせば 瞬きすらも永遠に光れる
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夢であれ何度も閉じる瞼にも情け知らずの現とあした
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きみかため 作るプリンは甘さなく 今失敗しておいて よかった
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夢にさへ隣に在らぬ面影を 求めて二度寝 休日の朝
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完璧をよそふ甘さもとろければスプウン伝ひやはくベタつく
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君がため剥ぐる一粒 指先を染むる色さへ 君は知らねど
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真夜中のカバンの隅に忘れられていた 一口ゼリーのぬるさ
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加工アプリでこっそりと見てきたの 五〇年後も格好良かったよ
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どんなメイクより加工より盛れてる私 隣に君がいるから
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私史上最強の安眠BGMは君の心拍の音
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少しでも雑に扱ふものならば壊るる干菓子のやうに抱ひて
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