Utakata
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宇佐木 芙和子
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今の気持ちをここに留めて、あとで思い出せるように、詠んでいきます。
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じわじわと染みるざくろの酸っぱさは 我が身を巡る 涙も忘れ
10
消えてしまいたい夜は 君と眠る夜まで 耐えようと目を閉じる
4
目覚むれば
一日
(
ひとひ
)
一枚
(
ひとひら
)
散り散りてみそひともじに納まらぬ日々
13
さめるのも恐れも知らぬ情なら 無垢なるゆえにいよいよ滾る
5
言の葉の
刺
(
とげ
)
すらいとし君のもと
柔手
(
やわて
)
ににじむくれなゐ落ゆる
4
眠れぬ夜 もてあまし徒然に詠む 歌方の君と語りたし
(
眠れない夜は思うままに詠む歌でutakataにいる皆さんと語り合いたいものです
)
10
とっておきの魔法 まぶたに乗せる
星屑
(
ラメ
)
あなたの頬にうつる きらきら
5
きっとうまくいく気がした雨の午後 信じて進む泥濘さえも
3
お布団に残してくれた温もりに ひとり今夜も抱かれて眠る
4
この恋が愛になるまで 冷えぬよう 注げる 魔法瓶があれば
7
海原にたゆむ光の道満ちて星は彼方へ月は何処へ
7
AIも予想し尽せない運命 たぶんそこら辺にも転がりて
5
君の隣で笑ってる 君が撮ってくれた私 いちばん可愛い
6
本当は君と コンビニアイス 買いに行きたかった 夏は過ぎゆく
7
思ひ立つ ままに
詠
(
なが
)
むる うたかたの 浮かぶが如き我が心かな
4
マフラーの音 聴こゆる度 たちまちに 君至るかと胸騒ぐ午後
4
抱えたる想ひは共に出来ねども 波しぶき被る 思ひきりあり
(
あなたの抱える痛みを共有することはできなくとも、あなたの心に立つ波しぶきをかぶる覚悟はあります
)
3
煮滾
(
にえたぎ
)
りたる熱湯の中にひらり揺蕩わせ しばらく冷ます 薄切りロース
2
遥かなる温もり求め想ひやる 幾夜重ね面影を待つ
5
君くれし言の葉想ひ起こさせば 瞬きすらも永遠に光れる
5
夢であれ何度も閉じる瞼にも情け知らずの現と
朝
(
あした
)
8
きみかため 作るプリンは甘さなく 今失敗しておいて よかった
7
夢にさへ隣に在らぬ面影を 求めて二度寝 休日の朝
3
完璧を
装
(
よそ
)
ふ甘さもとろければスプウン伝ひ
柔
(
やは
)
くベタつく
3
君がため剥ぐる一粒 指先を染むる色さへ 君は知らねど
5
真夜中のカバンの隅に忘れられていた 一口ゼリーのぬるさ
7
加工アプリでこっそりと見てきたの 五〇年後も格好良かったよ
1
どんなメイクより加工より盛れてる私 隣に君がいるから
3
私史上最強の安眠BGMは君の心拍の音
3
少しでも雑に扱ふものならば壊るる干菓子のやうに抱ひて
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