Utakata
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宇佐木 芙和子
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今の気持ちをここに留めて、あとで思い出せるように、詠んでいきます。
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うばたまの夢幻の君がため から揚げ練ず七つどきかな
1
時刻む 砂一粒のきらめきに 積もるる日々は 確かなりけり
2
然ればこそ 天の高さを人は知る 独り歩める影を伴ひ
2
気づいてる 気持ちに知らないふりしてる 恋の醍醐味 秋空の下
1
波風にかたち消えゆく時もあり たださもありなめる泡沫を
3
この世をば 染めたる色は 幻と 知りても染むる 彩の儚さ
3
「月がきれいですね」なんて 他愛なく送る写真じゃ物足りなくて
1
空の青茂る緑に澄める水 夏色纏ひギンヤンマ去る
2
ビー玉を覗いたブルーモーメント ずっとあのまま きっとこのまま
2
面影を秘めればさらにうるはしき君は誰にぞ情けをかける
4
また酔ひて星と街灯混ぜこぜで笑ひ交はむ二人きりにて
2
春温く夏の薫りと秋の音 冬は冷たく四季告げる「風」
2
君が手を よすがに 立ちて来たれども その手離すべき 時は近けり
2
待ちあはせ 駅のホームの 一時間 肩を寄せあふ そばの温もり
1
風もなく揺るる椿に近づけば 姿ひそめし小鳥かなしや
3
熟れるより ちょっと酸っぱいままが良い 苺みたいな恋がしたいの
3
ゆくままに澱みに動き得ぬままに濡らした袖は風に凍てつく
0
初春の夢に見ま欲し君なれど 心さわめき眠り得ぬ夜
2
あかねさす もみじ 広がる道行けば ふと食べまほしフライドチキン
0
散りぢりになれども尽きぬ想ひゆゑ
一枚
(
ひとひら
)
だにも君がもとへと
4
目も合はず夜闇に浸る時にこそ 我が身の温きことを我知る
2
やはらかに寄せる光に 包まれて ながき
睫
(
まつげ
)
の 影さへいとし
1
鈴の音に 子めく心をときめかせ 飾り煌めく夜を待ちたる
0
さざんかや ほろほろ
零
(
こぼ
)
る花びらは
刹那
(
せつな
)
に
匂
(
にほ
)
へどもなまめかし
0
各
(
おのおの
)
におもひ人ある
互
(
かたみ
)
ゆえ 心解き難く 程は詰まらず
1
幸
(
さきは
)
ひし
言霊
(
ことだま
)
は今
何処
(
いずこ
)
にか 影ひそめては 星に響きて
3
初めてのお化粧したの 就活のためは建前 貴方のために
1
割烹着
(
かっぽうぎ
)
姿でいっぱい温もりを 込めて待ちたい 君の「ただいま」
0
行く先を
確
(
しか
)
と見据えて歩みたる 若人たちの背は
目映
(
まばゆ
)
きて
1
枯れ枝に 空の鏡は ひび入るる ゆゆしくも なほ あはれなるさま
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