Utakata
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ひろくん
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障害を持つ身ですが、歌の中では自由です。
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母の日記 最後の頁に綴られし家族への想い叶えられしか
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真夏日を肌で感じることもなく 虚しく過ぎてく病棟の夏
12
逝きし人ひとりひとりを思い出す そんな時間あってもいいかな
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またいつか素敵な人に出逢いたい 初めてのレコード 針落とす時のように
7
気に入りの湯呑み手に取り彼の地を憂う やきものの里の梅雨明け豪雨
4
母の遺品に自分と同じ本見つけては
母子
(
おやこ
)
なんだと新ためて思う
9
亡き母の日記手に取り表紙撫で また箱に戻す梅雨寒の部屋
7
紫陽花の水色のグラデーション 花触るる手に露の冷たさ
6
漢文の授業つまらず持て余し 好きな
娘
(
こ
)
の名 書いては消して
3
すぐそこに 梅雨の足音聞こえてる 君に似合うは虹色の傘
7
今朝の君 ご機嫌ナナメだったから 帰りにコンビニ ティラミスふたつ
8
千歳を超えて愛さる歌を詠む志貴皇子のごと 我はありたい
3
ドラえもん いつか助けに来てくれる 信じ続けて半世紀過ぎた
2
『また明日』君が言ってくれたから 明日の天気がとても気になり
6
おれんぢの暁光射し込むこの部屋で 一期一会の春待つふたり
2
春の歌詠まんとするも 陽射し翳りまだ寒き夕 如月晦日
5
菅公忌
社
(
やしろ
)
を包む梅の香は 千年絶えず春を運びつ
7
我が詠む拙き歌でも『いいね』もらう 励みになりてありがたきかな
6
今夜は少しだけ早く寝よう 明日早く起きて君に会いたいから
3
『何食べたい?』『美味しいもの』って答えたら 君がふくれた 日曜のランチ
4
雪模様 今日は休日パスタ茹で ソース選びは君とジャンケン
9
『オムレツがうまく焼けたから今日はいい日』 君が言うからそうなんだろうね
2
なごり雪 窓の外に舞い散りて こころの内に流るはあの
曲
(
うた
)
6
御神幸 神輿に供する手提灯 宰府の秋は
彩
(
いろ
)
を深めり
4
子供にはその
音
(
ね
)
恐ろし鐘太鼓 どんかん祭の神輿過ぎ行く
3
『
癩
(
らい
)
は天啓』と言い切りし歌人あり 我には得難き熱き魂
4
日常のたわいなきことから歌生る 今日も君は笑っていたね
3
血圧計 君の指が僕の腕に触れるから ホラ見てごらん 測定エラー
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秋よ来い 誰しも淋しい秋よ来い そしたら君は僕を思い出す
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想い出が記憶のキャパを超えてゆく でもどうしても君のことだけは•••
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