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42
回祈ってもまだ風が吹くアスファルトに立っている今
5
A I
とヒトが闘うこの未来 治虫は遥か昔に見てた
17
チャイム鳴りドアを開けると二人とも笑い合う日が懐かしき明日
18
手の中に 映る景色は 真実も 背に鎮座する 現実世界
11
党の罪 わが事として 引き受ける 古きよき世は 汚泥のように
10
里芋のりっぱな葉っぱいただいて 傘ですたぬきはこれが好きです
14
ガッツあり チャンプとなりし 破天荒 迷言残して 梅雨に還りぬ
12
賠償金 十億払うと 言ったから うやむやになる 不同意わいせつ (駐留軍隊)
9
スーパーの棚に青梅が並んでで梅雨と言うのかキウイもあるが
5
シャンプーと私のライフ切れそうで 「補充しといた」ヒーラーは父
5
日が昇り 香り満ちゆく 丘立ちて 曙色の 薔薇を眺むる
17
今はただ酸素を吸って吐くだけで 傀儡のまま 世に留まりぬ
14
虚無感に堕落している この俺に 誰か刃を向けてはくれぬか
10
人と熊 自然の法則守りつつ それぞれの居場所
侵
(
おか
)
さぬように
17
たたかう またひとり
5
今週を乗り切りまどろむ晩酌はアノマロカリスの鼻歌のごと
7
梅雨晴れや「名もなき家事」に名をつける遊びを見つけて日が暮れてゆく
12
どうしても好きになれないものがある ウワサ、かまちょとマイクロファイバー
6
紫陽花の紫枇杷のオレンジと色とりどりに梅雨の点描
11
A
I
の短歌はきっとすべすべで 浴槽みたいな色なのだろう
10
ひざのため初挑戦水中歩行終えて筋肉痛
12
こんな日は 早く寝ればいいのだと 気付いた時には 既に手遅れ
15
洗面の鏡に付くは海月かな 次男お前の目玉を見せろ
7
「傘入る?」きみの笑顔に「ありがとう」コンビニ袋被らず済んだ
23
湖
(
うみ
)
抱
(
いだ
)
く
山脈
(
やまなみ
)
の端に日入りて 岸辺に語らふ影の二つ/小さな旅
18
黄道の春分より
早
(
はや
)
八十度。暦のうへでの入梅ならむ
6
動物はみんな涙を流すけど自分が嫌で泣くのだろうか
27
郭公の声で目覚めし傍らに友の寝息して旅の夜明け/小さな旅
17
平和こそあってのものと歌を詠み啓蒙しつつ世界見つめる
7
「さよなら」に慣れずいれるようになりたい 春の波間に恋に恋して
3
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