天国へ人を送ったこの俺が地獄行きとは納得できん/社会派ヒューマン短歌
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小四の 孫が描きし四コマの 漫画の出来に爺(じじ)舌を巻く 
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今朝もまた太いゴーヤが手渡され断れずつい「嬉しいです 」と
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中国より無事通関して届きしは取扱説明書トリセツなしの受信機キット
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真夜中に ニャン気エンジン 震わせて  頭突きスイッチ 餌やり動く
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焼き芋を食べたくてマジで食べたくてふるえる右手に生焼けの芋
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一昨日も 昨日の飯も 即言える 今日も明日も のり弁を食う
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地下鉄の ここからここで 生きている 別れたキミも ここに住んでる
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ゆらゆらり とけてくずれた 生きたこころ
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ゆらゆらり とけてくずれる 生きたこころ
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助手席で 髪なびかす君 虫の音 クーラー止めて 夏じまい
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リモコンで天井クレーンを下げながら 会えない人の顔が近づく
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あらすじを 読めばだいたい わかるやろ 解説読んだら ぜんぜん違う
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薄灯り カキコキばらけて 散らばって 見えましたか? わたしの顔
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私には未来など無い生きてきた過去に全てが私の証が
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死んだってずっと痛いよ 他人から与えられるってのが嫌なだけ
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弁護士に『無料』の三十分間で嫁の財産返還求める
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罪人に貴方を選ぶ卑怯さは法律の盾弁護士の弓
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昨日生きたかったやつれた手が肩を押すとも掴むとも知れぬ朝
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公園の 遊具で子ども 遊ばせて 俺はベンチで 天皇賞・秋
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食ってから死のう おととい半額で買ったチーズがもったいないよ
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長月の秋の夜長に君想い夢で逢えたら素敵な事ね
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別れよう そう決めたのは キミの意思 おう分かったと 言う俺の意思
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風そよぎ柳ざわめく宿の岸川面に映るは浴衣の影
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スーパーの果物売り場の品揃え葡萄が増えて秋の足音
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行く場所も無いのだけれどまっすぐに帰りたくない  立体駐車場
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今はもう 答えを聞くこと さえできず 時が止まりし 君の命日
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夕風に一息つきつ幼日の記憶を辿る残照の海
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夕さればきょうだいで行く露天の湯 温泉県の安し浴料
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乙女葉の 生々の香こう 瑞々し  むせび漂い  群青埋み 風光る
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