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あの帽子可愛かったよって帰宅後にLINEで寄越す照れ屋の彼氏
11
三日経ち兄は隔離で階段の上と下とで歓声交わし
7
当てずっぽう開いたページの歌を読む開始十分前の病院
7
行列の先頭に立つ後ろから押しかけてくる歳末の咳
12
あくび時 顔上げると そこは雪 見慣れた景色 夢での挨拶
8
「か」のつくもの 2つ忘れて 出かけそに「鍵」と「カイロ」だ 危ない危ない(汗)
15
流れてく街の光は頼もしく また来年と手を振っている
7
向かうのは数百キロ先帰れる居場所 みんないる街暖かい家
9
ねこたちは ことしラストの かんづめを たいらげうまうま おかおをあらう
11
祈るだけ祈ってもよき(願わくば)無病息災 程遠くとも>年賀状
10
貼るカイロ無しではもはや過ごせないルームウェアのお腹にペタッと
18
僕は、今 幸せです!! 八時間 も寝れてるし、 羽毛布団で!
9
痛いまで手先の冷える年の暮 あきれるほどの快晴なのに
15
里帰る息子の土産は酒一升 一夜で呑み干すうわばみ一家。
15
早いけど 年越しそばで 労ひて 明日も仕事 気を緩めずに
21
座席を取ろうとする人の素早さ 全然立ってられそうな脚力
10
寄附金を残して師走暮れむとす 今年の私のふるさといづこ
10
頭からつまさきまでを貫いた まばたきの度ひかる青雷
11
年の瀬に
親友
(
とも
)
の新居を訪問す 少し歩くが閑静な町
15
大きめのキャリーを引いて特急に乗り込む人ら いつもの光景
19
白々しい黄昏に悪態をつく一人暮らしに慣れてしまった
6
遠ざかるサイレンの音が潮騒のように耳元で溶けていったね
5
もう居ない犬の毛がまだセーターの袖ぐりに付いていた年の瀬
10
はや
三十路
(
みそじ
)
。独り通帳見つめては、過ぎし
十年
(
ととせ
)
の値を検める
10
次の干支モンゴル行くかキルギスか 今年はインドに行かなかったな
6
私は為 君は
イ
(
にんべん
)
別れても君なら誰とでもやってゆけるよ
7
荷が届くそれではここでご紹介布団在住のぼくさんより
3
「すどうさん」と呼び入れるたび思い出す。Super UserのSUDOコマンド
5
仕事納め 歩いて帰ってみる マスクを外してひんやりする鼻
9
ごくごくと天下一品の旨沼を飲み干す胃腸よもう一度
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