Utakata
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ばきばき
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病院の診察券が増えていく 病気の重さでデッキが組める
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歯磨きをする横顔すら愛おしい 君の魅力に僕は骨抜き
5
僕たちの醜さだけに蓋をして「青き春だ」と人は言うなり
8
大切な記念日、下手なプロポーズ。千里阪急ホテルの思い出。
7
あゝ いずれ商品価値がなくなって夜の彼方に消えていくんだ
5
包丁で切った指からこぼれ出る 「年相応」ができない焦り
8
炭酸が抜けてくようにトキメキも消えてくけれど 飲みやすくなる
15
私だけ、私だけだよ。君のこと全部飲み込み受け止めるのは
12
私への愛を歌えよ
泡沫
(
ウタカタ
)
で
三十一文字
(
みそひともじ
)
で足りる愛だろ
11
僕はもう知ってしまった もう二度と出来なくなった 無邪気な恋は
8
最近は何をやっても感情がひたすら虚無 ぢつと手を見る
5
梅雨空や 夢が一つ崩れ去り これから先の命の暗さ
4
漠然と、不安と焦りだけがある 明日私は笑ってるかな
13
あゝ 君のこれから先の人生が ずっと孤独でありますようにと
7
さようなら みんながぼくをおいていく 後悔だけがぼくのともだち
9
僕じゃない人が写した君のその眩い笑顔に少し妬いてる
11
瞳からこぼれて落ちる「寂しい」をぬぐっておくれ その指で、手で
10
溢れ出る弱音はティッシュでギチギチに包んで捨てよう ティッシュが足りない
12
毎日に追われて疲れた僕は ただ 君への想いを
詩
(
うた
)
にしたくて
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湧き上がる希死念慮に蓋をして 揺られる電車 外は夏めく
10
今駅で電車待つ人全員を突き落としてでも座りたい帰路
9
君の恋は その小さな手の中に隠したんだね 僕に見せずに
7
通勤の電車で泣いてしまいたい 誰かそっと手を握ってよ
14
風薫る あなたとならばどこまでも歩いて行ける 地の果てまでも
10
「帰るの?」と 何度も僕の後ろ髪を 引っ張る君を 抱いて寝る夜
10
一粒の恋をしている もうずっと 結婚しても 年をとっても
12
僕たちは何も知らない 愛情の受け取り方も与え方さえ
11
会いたいをカバンに詰めて新幹線 往復三万円で恋する
12
「それはもう……恋だよ」「恋か?こんなにもドロドロしてて哀しいものが?」
7
忘れたの?(三回くらい言ったのに……。私のことに興味ないのね)
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