ばきばき
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投稿数
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「帰るの?」と 何度も僕の後ろ髪を 引っ張る君を 抱いて寝る夜
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一粒の恋をしている もうずっと 結婚しても 年をとっても
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僕たちは何も知らない 愛情の受け取り方も与え方さえ
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会いたいをカバンに詰めて新幹線 往復三万円で恋する
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「それはもう……恋だよ」「恋か?こんなにもドロドロしてて哀しいものが?」
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忘れたの?(三回くらい言ったのに……。私のことに興味ないのね)
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もう二度と離さないでよ この夜を思い出にしたら許さないから
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僕はもう頑張れないかも 毎日に押しつぶされて押し花になる
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この切らぬ髪は願掛け 切る時は 左の薬指が光る日
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もう何もいらないのだと気づかない 二人でいれたらそれでいいのに
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嗚呼誰に祈ればいいの 毎朝の座れはしない満員電車よ
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僕たちは 見えない未来さきへ行くんだね 優しさだけを灯火にして
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イベントを 走る走る 俺たちは 推しが欲しいしダイヤは惜しい
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「ぬくもりが恋しい 今夜会いに来て」 言えない 私、強がりだから
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朝ぼらけ 桜で色づく山々に 桃源郷を想い描く日
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大切にされていると感じてる その眼差しと声の色から
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「元気だよ」「気にしないでね」に隠された「寂しい」だけが伝えられない
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独寝ひとりねは寂しい ほんとは今すぐに走っていきたい 夜空を裸足で
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暗い部屋 まるで嵐の中の寝息に 仕事に行くのを引き止めたい朝
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花はまだ咲かないけれど この春も二人で過ごせることの嬉しさ
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