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「おやすみ」と声出し瞳を閉じていた ちっちゃな事でも
幸福
(
しあわせ
)
だった
7
液体は既に枯らして粒コーン 求めていない鋭さだけが
5
永遠に続いてもいい あつい頬 手はつながない冬の道
5
気がつくと語りかけてる想ってる 消えて欲しいがそれも苦しい
10
猫歌人なる
方
(
かた
)
世にはおられるの 初めて知りたり 憧れちゃうな
7
何故
(
なぜ
)
もっと静かに想えなかったか 恋なんてそういい子になれない
8
ある夏の世界の終わる午後三時 素麺啜ると風鈴が鳴る
11
諦めよう、諦めようと思うほど ただ逢いたくて 泣けてしまう
9
お揃いのその口髭に恋をして 吐き気の先に春をみる
3
頂いたビールはエビスのレギュラー缶 ちょっと足りぬがそれは我儘
6
吐き気する熱もなんだかありそうで熱中症になったのかしら
3
危険なの集中してる病気なの行方知れずの恋煩いは
4
閉じ込めて大事にしたい消えないでこのままずっと淡い初恋
5
暑くって日が暮れてから買い物へ 野菜果物良きものは無く
7
大空にピンクの大輪 芙蓉咲く 色鮮やかに「夏だ!夏だ!」と
22
安物のメディアが作る
物語
(
ストーリー
)
オリンピアンよ耳塞ぎ行け
12
「かきつばた」。語感の良さにお腹すく。梅雨も過ぎゆき、向日葵愛し。
9
双子の君。一人は絢爛、意地悪で。
妹
(
いも
)
は強く儚き者よ。
4
白線を踏み外したら負けだって言われて二十数年生きた
9
悪夢より目覚めてなおも地獄篇グギギと嗤う餓鬼も可愛げ
5
一昨年の水着より出た砂粒で あの空あの人今思い出す
11
夜を抱くような目をしたままでまた灰になる日を夢見ているの?
6
コンビニの自動ドアにも無視されてだれとも話せなくなったひと
8
店売りの水茄子のあと残り糠 キャベツ漬けたりいかに仕上がらむ
7
哀願の瞳で瞬時行き違う
少女
(
あなた
)
の
生命
(
いのち
)
も私のなかに
6
讃えれば白眼で視らる
英霊
(
方々
)
よ 迎え火見ても帰心湧くまじ
7
誤審だのスポンサーだの 総理から電話まで来る平和の茶番
10
途中下車 あの
女子
(
ひと
)
使いし 駅なりと 面影偲ぶ 盛夏の夕べ
7
悪い癖一気に詠みてネタ尽きる明日のために言葉温存
11
まっすぐにピンと立ってるシッポはね かまってほしい ちま猫のキモチ
12
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