スケボーで世界が滑る吉本の最大級のライバルとして
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メモ用紙 メモしたはずが どこか行き 出てきた頃に 見てもわからず
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言の葉の降り積もりゆくさいわいを味わいし昼 蜃気楼なり
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ぬばたまの夜に焦がれても露知らぬ君の暮らしは影一つなく
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肌合せ心許したその先の別れの涙も乾く灼熱
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夏祭りまでに治るかわからない 露と消えにし浴衣のあなた
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夏風邪に浮かされ母の手を夢に見る かあさん、あつい 冷えピタかえて
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夏祭り一人で飲んでいたけれど 今は娘と飲める幸せ
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残された君専用の使わないソースが今も君を待ってる
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つやつやのスイカに触れる冷水が夏の空気を成長させる
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しろがねの夏いっぱいの氷水泳ぎ切れたら光るそうめん
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ありあまる朝をはみ出すカラスたちサイダー飲んで白く飛んでけ
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蝉たちのたくさんの夢集まって大きな夏の雲を象る
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描きたいと想う漫画の線あれどプロット書けずに絵は頭の中
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花火って一瞬だからから美しい ひと夏っきりの彼が言ってた
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終電のトイレに篭るしょうもなさ醒めなくても良い酔いが醒め行き
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ねこ母は 野球と五輪を 片目にて 光る君なり 帝うるわ
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始まった!花の都でオリンピック寝不足な日々も始まった
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心地よい強さの風は行儀よいムギセンノウを大きく揺らし
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昼下がり下手くそな鍵盤ハーモニカ BGMにうたた寝す
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背伸びして食べるご飯の思い出が お裾分けされ腹が減る夜
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「この地球ほしに比べりゃ人の悩みなど小さい」うるさい。だから何だよ。
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眉上の前髪を指して笑う声が反響しないで届く夏の夜
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ああそうだ!すごくいいこと閃いた! 遠くで花火も上がっていた
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しねぬなら 白州で受ける獄門も それも救いか 罪人おれに裁きを
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にんげんをやめたくなったことのあるにんげんだけがなぐってもいい
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夏ぼらけ君いぬいまに覚ゆるは窓はだかれど吹かぬ風かな
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間違いを認めもせずに往く人の愚かさゆえか、夏がこわれる。
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季節よりラヴレターが贈られる。「影っちゃるけん、代わりに愛を」。
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ジョッキーに前に行くなと伝えたい だから言ったろ最後で失速
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