強くなりすぎたシンデレラ ガラスの靴じゃ危ないからスニーカーで行くよ
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珈琲を飲んで一服新聞(ニュース)見てまったり仕事の在宅勤務(テレワーク)
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ましかくでいられないこの凸凹を許し合うときパズルは埋まる
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合歓(ねぶ)の木の撓(しな)ひてねぶる道ながく青梅街道タクシー忙(せは)しく
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ただいまと おかえりなさい 里帰り 近況よりも 元気なにより
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ぷろじつとの夜に沁みいる民家あり灯しの道はわれをとほさぬ
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担々麺食べて幸せ感じくる今宵の風は冬運びけり
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朝注(つ)ぎし紅茶の色の橡の葉を踏みしだきゆく掃苔の路
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光景をいまだはつかに掌(たなごころ)に持てる心地の黄なる実置きつ
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嘘をつき猶ほ嘘をつき生き延べる朝、碧空(へきくふ)のいや薄ら月
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五十路には夢残されずわずかなる甘い記憶に溶かされて行く
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家事のこと口は出ださぬが手も出さぬ半世紀過ぐ夫との暮らし
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いとしひと片道切符の汽車の窓見つけ目が会いただ遠ざかる
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カリンバのキー抜け青ざめ動画見るドライバーなどプラスしかない
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見つけたねでも君じゃない欲しいのは精密じゃないドライバーが良い
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ドライバー買いに行こうとしてたけど蛇口修理で移動制限
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親からはいつ帰るかと訊ねられ続く言葉は掃除手伝え
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あらそうと母は聞いてはくれるけど必ず目だけは笑っておらず
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寒椿お薄味わう茶室にて掛け軸を見る睨む達磨を
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生き返る気持ちの水が欲しいなと思う疲れを背負うこの頃
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信じ込むことばかりではないという説教を恩師から受け寂しく帰る
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煮えたぎる鍋の豆腐をアツアツと頬張る父の顔は赤くて
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染みついた密かな陰を隠すよにイルミネーション輝き白く
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かなうなら コンマ何秒で撮っときたい ねこのぬくもり すり抜けないで
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今夜もまた 布団奪われ ねこ母は わが猫(こ)ふたり抱き ベッドの隅っこ(プルプル)
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疲れ顔 見せたくないのは建前で 寄り道チョイ呑みしたいが本音
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てきとうにスーパーで買ったプレゼント 抱きしめられてやましさが増す
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忍び込む 夜風に列車の音が乗る 家族の寝息 交互に重ねて
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やっとこさ磨いた部屋の窓ガラス遠くの山がくっきりしてる
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静謐(せいひつ)な森の奥へと踏み込めば流れる風が安堵をくれる
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