月曜日言いたいことはあるけれど我慢の時間子ども行くまで
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制御系 再帰回路に メタソフト せまい筐体 つめこまれた人間
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ねこたちは 一夜あけても においたい ふんふんふんか おかあちゃんだ!
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友数人 お誕生日祝いの 軽い飲み なんともいえぬ 優しい空間
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姉様と兄様がいる 私には 血はつながらぬとも 友達以上
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このせかい はじめてきたよな さわりぶり あかごのはいはい バァバのはいかい
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十日ほど雨の予報に困り果て洗濯、買い物、少な過ぎるバス
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たくさんの汗かいた日に気付くのは意外と味噌汁染み渡ること
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雨の海 自転車乗りて走る我 濡れてしまえば これも楽しき
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うずくまる 妻の背中をさすりつつ 互い夢見る 新命
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枝豆を横に並んで切り落とすジジ・パパ・マゴと蚊取り線香
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四十四の舞台に立ちて汗拭う 前と後ろを見渡す節目
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男性用の晴雨兼用傘を 御守り代わりに おはようおかえり
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再びの働く場を得し君の背に 感謝と 無事の祈りを送る
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月曜が公休だから温泉へ世間と会社しばしさよなら
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振り返る 妻と争い とめどない ちっぽけ我が身 恥ずかしや
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青空が広がる今日の東京も、酷暑日予報、キモチ複雑
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この夏も、酷暑と豪雨頻発に、災害のニュースが示す、身の危険、守れ命の行動を
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世の中の 事件を前に 思いやる 言葉の力 大切なるか
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AIが、人の堕落を加速する、考える力、無くなる、無感人間
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めずらしく 湿疹できてる 疲れたね シッカロールで 我慢しておくれ>お肌
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溢れくる 短歌うたを書き留め ようやっと こころのバランス あやうく保つ
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死にました23150185回死にました
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網膜に焼き付いてくる半月は俺に何か恨みでもある?
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夕立にやわらかく濡れた右肩が ある夏の日を特別にする
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見てないで言葉をつがえ遠ざかる闇夜の月を撃ち抜いてゆけ
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うたかたの サイトに集う 詠人に 背中を押され 短歌をまなぶ
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ふるき友 人見知りの我 懐いてて おさななじみの その次くらい
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良心の 呵責とは何 曖昧な 吾に問いかけ 答えが出ない
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いかづち の頻りと響く昏き午後あの日もそう…そんなデジャブ
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