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まだまだ蒸し暑い、始発前ホーム、秋はまだ来ないようだ。
4
炊きたての 栗御飯の湯気 匂い立つ 今日は十五夜 秋が深まる
16
里芋の 大きな葉っぱに 朝露が キラリと光り スルリと落ちる
16
夕闇に 十五夜の月 見え隠れ 恥ずかしそうに 雲の切れ間に
13
一日
(
ひとひ
)
だけ笑みのこぼれる桃色の芙蓉の花と背くらべする \ 敬老の日
17
人間に似せて作ったロボットのきっと直線的な内臓
11
着崩れてちらつくあなたの胸元にほくろがあったという驚き
6
螽斯
(
キリギリス
)
、
飛蝗
(
バッタ
)
と何が違うのか 壁の客人きみはどちらか? /外に逃がしました
7
裏切られ、赦せぬ君を
未
(
ま
)
だ好きで 嫌えるまでは会いに行かない /推し
9
思い出す学生時代の七不思議麺三本ずつ食むお嬢様
10
あの子ってくしゃみがぶりっ子男受け狙った
音
(
ね
)
響く乾く季節に
8
ふれずとも 割れなば割れて 散るものを ふしぎのままに わだかまるもの
12
雨のあと あきあかねきて 見あかねど みずの浅きは あだとならずや
10
潰
(
つい
)
えてもこの深更に
何人
(
なんびと
)
か救済叫ぶ気配ありなん
7
画材屋でテンション上がって時忘る君進む道光って見えた
9
人の世の最たる罪は「分かる」こと 傷口を圧し
捻
(
ね
)
じる傲慢
5
この島にかつてきたるは誰やらん 緑の縁の ここな十字は
7
人生の添木になるよ さりげなくお水のようにそばにいさせて
8
届かない詫びだとしても繰り返す 弟なんだ。俺は、あなたの。/光る君 隆家
5
「何も無き日」と「何も無き日常の再来」の間で幸せを思う
7
ばあちゃんに 教えてもらった 知恵袋 実はあんまり 役立ってない
8
夏すぎて 秋かと思えば また夏で 年の半分 夏が占めてる
9
爽秋の空に入道雲 まだ暑いね 微笑む君と ピクニック
5
一平が 教えてくれた 盗み方 翔平盗塁 今日も成功
6
目を閉じて 深呼吸して 秋に挨拶を
3
踏み抜いて冷たい水へ身を投げる 薄氷を歩いてたと気づいた
5
それぞれの 趣味の話を 持ち寄りて 語る時間の 過ぎる早さよ
27
よく乾き衣類畳めば不思議なる吾は吾の香母は母の香
37
焼却炉行きのバス停 あなたへと宛てた手紙は丸まって待つ
11
恐怖心 消化しきれぬ だけどもう 私は進む手を震わせて
6
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