十勝にて 雪原歩く 我が友よ 夫婦の絆 熱く萌えるか
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日雇の給料袋にしまいせし我の鼻擤ティッシュ
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階梯をいくつ降りればきみのいる次元の海に行き着くだろう
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腹時計きのう晩飯もりもりと食べたのにもう今朝もグウグウ
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道路脇の植え込み サッパリ散髪され 炎天下の作業 ご苦労を想う
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小田原線、大磯までア〜トイウマ、JRはや〜い
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気後れと踏み止まった憧れを思い起こせばまた戦える
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一人なり 新居は不思議と 懐かしの 学生街にて スタート切れよ
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白神山 世界遺産の 滝の音 友の声もや 跳ね上がるかな
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ラインにて 故郷の祭の 名物に 花が咲きしか 懐かしの味
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洗濯は好きな母だが 干しっぱなし 警報級の 大雨くるよー
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お供え菓子 金魚鉢ふう また買いたい ねこは金魚が好きかもだから
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もう10年 そんなになるか この実家さとで 長女猫あのこと過ごせし 黄金の日々
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「よたかってもしかしてお前?逢いたいな」 仕事しながらいつもの妄想
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あの夏は嘘のない夏まっすぐに 君を見つめてひたすら恋した
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その日だけ私は彼の恋人で 優しい声を忘れずいるよ
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こちらではまことに空がじぐざぐと切り抜かれては遠遠しうしゅう
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どこにでもあるようなチャリに跨って 辿り着きたい今すぐあなたに
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その十四、嘘つかないこと、その十五、あたしなんかに構わないこと、
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学校に 置かれた笹は 一人きり 人に見せる用の願いなら
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いつの日か誰かをキミも好きになる不思議に思う父の七夕
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税金を払える大人になりますか 使う大人になるんでしょうか
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500gあたり1,500万 自然に逆らい生まれる命
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「お姉さん」話しかけられ嫌になる ランドセルでも背負って行こうか
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ともに組み 競い挑んだ 10年は 君がいたから 俺を示せた
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君がいた だから挑戦できた日々 俺独りでは ただの凡人  
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大雨のさなかに川へ行きたがるような欲求タイムラインへ
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サビ付いた ポール眺めて 待ちぼうけ いつかは来ると 期待捨てれず
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諦めと割りきりだけがうまくなり舌で転がす梅干しの種
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ついに来る 中野名物サンプラザ 閉まる日が 試写会ライブ 思い出は多し
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