完璧を 目指すことなら わかるけど 未熟なことを 恥じることなし
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歌声も 天に轟く 騒音も 耳が聞こえて なんぼのもんじゃ
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淫らです 心の中の ことさえも 裁かれるなら 淫らで御免
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灯明に金魚持つ手を合わせてる幼い姉妹のゆかたゆらめく
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関係はないと言ってはみたものの恩義を借るとカルト思うつぼかな
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ノリタケの森にて美し皿を見て 帰りて茶碗気入れて洗う
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湘南や帽子飛ばされ夏が去るメールを出して思いで閉じる
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お客様 痒いところはありますか この世に未練がまだありますか
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秋雨に 女王陛下身罷みまかりて 彼奴の国葬 出るにあたわず
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息を吞む勢いを増す広瀬川 流れを変えた秋の長雨
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赤々と昇る太陽右にみて 夜の方へと車走らす
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豆腐屋もパン屋も仕込み土曜五時 働き者が照らす街道
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夜更かしの理由ポケモンすごろくを作る子に、否 もはや自己満
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桜桃の枝葉の匂い 復讐はもどり道など断じていらず
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お茶を買う弁当を買うご飯買う 次に買うのはおしめだろうな
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悲しみが光って溶けていく様はまさに愛だと形容できる
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底の見えない鬱へ背中からなすすべもなく落ちていく夜
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歌が帰してゆくと同時に生まれいづるところなるなり我らが泡は
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朝顔の花の色素が点々と染めては雨が洗う坂道
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秋の夜半見てぬテレビの騒々しそれがお前の連れ合いなのか
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毎日をただ漫然と生きるってけっこうこれも辛いもんです
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ラーメンの脂は自然に悪いから全部飲み干すSDGs
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夜ひとり昼間の会話の反省会 押せないボタンとスタンプの既読
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悲しみと涙納めにこの秋は横笛のごと滝口寺へ
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寝間着着てベッドに入る瞬間を君を想うための時間にあてる
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喜びを 感じられれば そのことに 集中すれば 幸せ探し
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やみくもに 教え込まれた ことだけを しているようじゃ 喜び知らず
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暗い顔 嫌々ならば しなければ いいんじゃないか 人生だもの
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なんであれ 喜び生きる 方がいい 良いか悪いか 神のみぞ知る
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人生に 一つ生き甲斐 あればよい 死んで花実が 咲くはずもなく
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