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「春なのに」歌ではボタンもらえたね キミはくれない上履きを盗む
5
我が家へと ふたり並んで 歩いたね いつもの景色 世界が変わる
8
散弾も機関銃でもトマホーク出てきたものは惜しみなく出す
6
この前の余り豆腐は白和えが良いなと思う暖かき日に
10
カリリンとアルミのペンが角を打ち床に転げる。契機ではある
8
庫裏の奥埃まみれの物置に忍び入っては機会うかがう
3
封切った鯖の味噌煮のレトルトと似た品探しうろつく市場
5
追ってくる上下左右坂や穴階段の陰隠れて凌ぐ
3
あの山の向こう側まで歩いたらぬるくてやわらかな海を見る
6
魂を磨かなければ痛くとも例えどれだけ血が流れても
2
たべすぎておなかがぽちゃぽちゃすると言う 眠れぬ次女の自己分析よ
5
倒れても回り続ける扇風機 時折怖くなるんだよ 死が
8
名も知らぬ君と揃いのサイリウム報いがあったと気づいた光
1
江ノ電のベンチにいれば春の日が膝のあたりをチリチリと焼く
7
猫様のための襖の開け閉めは見えない主の気配で察す
5
草むらに革靴片方捨てられて持ち主は今いったい、いったい
13
想い出はカラーのままでしまわれて春の匂いが鍵を開けるよ
14
そのまんま中島みゆきそっくりな知らない人におこられた夢
4
ふきのとう踏まれてもなお笑顔にて悲しきことは流す力も
12
指先はあの日の頬を夢にみる 君が旅立つ準備をしても
8
世界から見放されてもそばにいてなんて言わないだから愛して
3
皆さんに知ってほしくてわたくしは脳障害者で生きてる苦痛
7
子供的 秘密結社と言うところ
USJ
という場所らしい
5
ポケットに 入れてた私の 古い記憶 気づいたら母に 洗われてました
6
文学の過剰摂取は眠剤を飲んだあの夜と一緒だから。
6
ドラえもん いつか助けに来てくれる 信じ続けて半世紀過ぎた
2
『また明日』君が言ってくれたから 明日の天気がとても気になり
7
どんな
表情
(
かお
)
明日は見せてくれるかな遊び疲れて寝る元保護猫
2
低血糖よ。そう言って君の首に噛み付いて震えてるからさ。
2
「幸せになれ」と一言 野次を飛ばす 一生飛ばす 私に飛ばす
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