Utakata
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迷游古
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只今片恋中
こんな酷い目にあったことはないのに
一番深いところに入った人が・・いる
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全霊の我が恋なれど君にとってはほんのあしらい
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わしの性分やと呟かれしときやさしくなりし松の夕風
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十六夜の月に添いたる星ひとつ今宵ひと夜の幻なのか
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秋の夜半見てぬテレビの騒々しそれがお前の連れ合いなのか
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わが心和歌や短歌に重ねるも傷は深手になるばかりの夜
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こころ泣く心解ると言いし君先に逝くよと教えてよ君
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大好きが憎しみになることあらば我が存在も憎きに変わる
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山彦の返らぬ空に秋色の声ともならぬ「今も大好き」
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哲人の鉄の扉は二重三重私の熱では紅くもならず
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全てを無全てを白く塗りつぶす上弦の月音の怖さよ
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こころ泣かないでおくれよ俯いたまま秋空を行く薄墨の雲
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スーパーで弁当買ってもらった日フレンチコースより有頂天
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嘘までも愛しています今もなを意味解らずに気が狂ったよ
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永遠の嘘の迷路の出口なく恋という字の無ければいいの
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降りしきる雨は片袖濡らしてる君の好めるピンクのシャツよ
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嘘は嘘それもなかなか乙なもの嘘を愛して真にあえる
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百年後逢えるよりもと今祈る今今すぐに又巡り合いたし
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瘡蓋の厚きに触れてうなだれぬ天気予報の傘マークだけ
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助けなど何処にもなくて振り向けばお前は誰か助けてきたか
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もう行けぬもう行かないと今日決めた決めた時から歩けなくなる
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好意とはかくも愉しきものなると過去たちにある優しさ超ゆる
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あまりにも恰好よすぎた君なれば好意に恋し砕け散り行く
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初めからここに居ればなと言われた好意に恋をしたのは私
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この恋を抱きて死なばとこ永遠に雲に乘りたる心地ぞせむと
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人づてに君の言葉を聞きしより抜けぬ刃に血まみれのまま
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衝動の無かりし恋はなかなかに平行線の小刻みに揺る
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山の背に目を凝らしても見えぬ君まだ泣く我に新涼の空
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数十回後部座席に同乗しバックミラーの目に遇いし一舜
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見えぬもの探す夜空に君想う水金火木土天冥海
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一本の煙草の煙狭き部屋漂い続く君への想い
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