迷游古  フォロー 4 フォロワー 5 投稿数 31

只今片恋中
こんな酷い目にあったことはないのに
一番深いところに入った人が・・いる

全霊の我が恋なれど君にとってはほんのあしらい 

わしの性分やと呟かれしときやさしくなりし松の夕風 

十六夜の月に添いたる星ひとつ今宵ひと夜の幻なのか 

秋の夜半見てぬテレビの騒々しそれがお前の連れ合いなのか 

わが心和歌や短歌に重ねるも傷は深手になるばかりの夜 

こころ泣く心解ると言いし君先に逝くよと教えてよ君 

大好きが憎しみになることあらば我が存在も憎きに変わる 

山彦の返らぬ空に秋色の声ともならぬ「今も大好き」 

哲人の鉄の扉は二重三重私の熱では紅くもならず  

全てを無全てを白く塗りつぶす上弦の月音の怖さよ 

こころ泣かないでおくれよ俯いたまま秋空を行く薄墨の雲 

スーパーで弁当買ってもらった日フレンチコースより有頂天  

嘘までも愛しています今もなを意味解らずに気が狂ったよ 

永遠の嘘の迷路の出口なく恋という字の無ければいいの 

降りしきる雨は片袖濡らしてる君の好めるピンクのシャツよ 

嘘は嘘それもなかなか乙なもの嘘を愛して真にあえる 

百年後逢えるよりもと今祈る今今すぐに又巡り合いたし 

瘡蓋の厚きに触れてうなだれぬ天気予報の傘マークだけ 

助けなど何処にもなくて振り向けばお前は誰か助けてきたか 

もう行けぬもう行かないと今日決めた決めた時から歩けなくなる 

好意とはかくも愉しきものなると過去たちにある優しさ超ゆる 

あまりにも恰好よすぎた君なれば好意に恋し砕け散り行く 

初めからここに居ればなと言われた好意に恋をしたのは私 

この恋を抱きて死なばとこ永遠に雲に乘りたる心地ぞせむと 

人づてに君の言葉を聞きしより抜けぬ刃に血まみれのまま 

衝動の無かりし恋はなかなかに平行線の小刻みに揺る 

山の背に目を凝らしても見えぬ君まだ泣く我に新涼の空 

数十回後部座席に同乗しバックミラーの目に遇いし一舜 

見えぬもの探す夜空に君想う水金火木土天冥海 

一本の煙草の煙狭き部屋漂い続く君への想い