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一人用おせちを最後に買ったのが何年前か覚えていない
12
人の名や物の名前が出てこない 黙してサーチあいうえお順
15
叫んだり号泣したりが名演技?日本の映画ってそればっかだな
9
寂しさはお澄まし顔でフェークする幾度経てきたひとり歳末
13
安全な場所から手を振り応援をするだけでいいそっちがよかった
6
暗闇に 明かりがポンと 灯る時 一歩だけでも 進めるようで
22
燃えるゴミ燃えないゴミの分別が実家は違うと思い出してる
9
買い出しのリュック背負いて歩く
吾
(
あ
)
の足元添えるセキレイ
愛
(
かな
)
し
15
かぶもてば︵新NISA︶ みぎかたあがり ︵物価上昇生産増大︶ のぞんじゃう 弱者軽視 環境軽視 /資本家マインド
10
焼け死んでもいいと思った不相応なよだかの恋 きみに触れたかった
5
頬と顎ひりつくまでに剃りほじて 今年最後の床屋仕事の
10
新年もあと数日という時に今年の思い出
忸怩
(
ジクジ
)
たる気が
3
奇跡的などと言うのは簡単で努力もしない君等はいったい
5
断腸の思いと謝る政治家も元は母らの腹から産まれ
5
あと二十日迫る試験日僕焦る年よ明けるなもう五年くらい
12
崩折れる気持ちをなんとか立て直しタスキを繋ぐ箱根駅伝
6
伊勢海老を食べたい気持ちがするけれど我が家の正月おせちセットで
5
雲の指 太陽転げ落ちていく 陰影起伏図 谷を削って
4
かんたん酢🍅で、なんでも入れて、おいしい魔法のスですね
9
雷鳴が轟きあられが降りしきる広重の絵の如くに走る
6
経緯
(
いきさつ
)
を定量的に当てはめて熟れることなく
萎
(
しぼ
)
む夕暮れ
5
朝靄の中にトラック止まってる休憩時間は四時間おきか
3
我慢して耐えて作って限界が来て壊れたら無が追ってきて
4
当然の如くに何でもやりこなすクラスメートに嫉妬したりて
2
あれはもう何時だったかと言う祖母の不思議な顔を見守りし日々
4
飛び込みてプールの底から浮かび来る君の素顔にこぼれる水が
4
指先の頼りなき吾に取り変わり昆布巻きは夫がしっかり〆る
19
つきたての餅にもち菜と鰹節尾張の雑煮シンプル旨い
18
真夜中に四往復するブランコの弧を描くような私でいたい
4
蒸し上がる湯気の香りに
忙
(
せわ
)
しげに揺れる年の瀬餅つき機の音
20
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