Utakata
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ノールック
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「さよなら」と 冷たい君に落胆した 赤い夕凪が白い菊を
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白帯て雲に隠れる太陽を 黒い気持ちが 鴉と渡る
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後ろより友に押されて進みゆく それが最強と魔法の書には
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早朝にアスファルトが輝いた 寒くないのに低気温の木
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雨の日も必ず通る道のりを 今日を傘が引き離さない
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ドーナツの 内を通りし 空間は 誰が思えぞ 無の価値観
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君のことを200通りの言の葉が散ること恐れず舞い上がりけり
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炭酸水 溢れた想い 弾け飛ぶ これからの想いは このべたつきで
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西方に 光が見えけり 夜空は 涙を拭える 一輪の言葉
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そのもみじ身に降り注ぐ100語 傍に散りたり200通り
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また見たいこの桜の木君とまたその時ぐらい元気でいてね
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泣かせたい 最期くらいは 噓吐いて それでも君は 微笑する
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山桜 いつしか色は 失った 天には晴れ 地には枯れ葉
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さよならと 己に聞かずは 夕暮れを 愛も一つは 置いてくるやと
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後悔は先に立たずと言われても君を想えば言の葉足りぬ
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黙れよと いつかの君は 泣いていた そうかそうかと ひきつる顔で
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風鈴は 暑さに彩る 思い出を 最期の夏も 色鮮やかに
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どきどきと 中途半端に 刻むのは 今日は晴天 君がいるから
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紅に ふと染まりゆく 夕焼けは 妙に悲しく 今日が浸る
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どうでもいい 時間はいずれ 過ぎてゆく なのに心は あの日のまま
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好きだった 夜を渡った 花の火も 今夜は右側 無音に響いて
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星空を 眺めた君は しんしんと 綺麗だねと 言い残して
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思い出す 横を向いたら 青い海 言葉が絶えぬ あの夏の日を
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君思ふ 今際の月は どうだろう この空よりも 綺麗だろうけど
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君思ふ 今際の月は どのくらい 綺麗に満ちて いるのだろうけど
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夕焼けへ橋を渡って追いかけた目指した地点に涙が見えて
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感情に 浸りし想いは 愚かゆえ 人に伝えて 想いは失せる
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真夏の夜 ふと目覚めれば かぐや姫 悲しい顔して どこへゆくのか
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秋風を 追っていくと 飛ぶ帽子 空に浮かぶ 星のようだね
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去れば鳴く 遠くの君へ 満月が 置いてしまえば 悲しけれとも
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