鈴なりの朝顔数える朝の君 昨夜の涙の影も見せずに
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朝顔の奥に潜りし花蜂は我が物顔の憎し君かな
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アラートな日のが多くて特別な感じは消えて8月にる / 「熱中症警戒アラート」発令19
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その話 そもそも聞いてないおそれ そもそもわかる気がないおそれ
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帰り際結ぶ本音の端っこが今頃君を締め付けてたら
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不注意のミスは毎度のことなれど今は暑さのせいにしておく
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花咲いた 母から貰う ライン見て 元気の便り 素晴らしいもの
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目覚めより鼓動音は高らかに出掛ける海の波は静かに
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ここがなきゃ行くとこないの誰だって一つの地球一緒に愛そ
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夏の朝 こころに映す蝉の聲 時の彌終いやはてまで刻む波
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思い出の中のあなたは眩しくて 夏なんていっそ来なきゃいいのに
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蝉、蝗、ざざ虫、蜂の子、蟋蟀は食える しおから蜻蛉もきっと旨かろ
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「じゃあまたね」 いつもと違う冷たい別れ 目の温かさで振り返れなくて
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海を見に行きたいけれど叶わずに 歌集を買った「海のうた」と言ふ
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草取りに蚊取り線香携えて 静かな煙 草間を進む
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何もない朝だからこそ長袖と 長靴で行く畑の草取り
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煙草の匂いのシャツに女子が惹かれたのは さほど昔の話じゃあるまい(喫煙継続す)
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土産にもらった御当地菓子を 手の中でふればカシャカシャと 多分これは割れちまったな
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終電で ゲームする人 切実に 「もうあとがない」 帰れない
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どれほどの艱難辛苦うちに秘め淡々と「金」堀米雄斗
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今朝もまた蝉の声に起こされて、蝉の歌を詠もうとする夏
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「いや別に、深い意味は無いけどね。君米津とかヨルシカ好きそう」
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蝉鳴く真夏、暑いときに涼しさひとしおのひびきかな
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ニュアンスで「昔は良い」と言う奴の言うことだけは聞いてはいけない
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サドンデス 死ぬか生きるか 毎日が この世と別れ 一か八かの
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年寄りは 一年たてば 歳重ね メダルが増える 生きてる証
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目立たぬが 歳を取るの 当たり前 子供が減れば 年寄りばかり
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紫煙吐く肩身も狭くなりすぎて口に含む嗅ぎ煙草不味し
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海の子のはしゃぎし跡の波際に砂のアートの失せゆく夕べ
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目薬を ポトリと落とす それでさえ 生きてる限り 仕事の一部
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