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年賀状ラストスパートの傍らで 脳みそ今夜の晩飯熟考
16
豆煮つつ鶏ハム巻いて煮しめの具切る茹でおっくう
30
日
13
ねこは「寝子」
にくしょく
(
肉食
)
ハンター なんだよね
かり
(
狩
)
をするため たいりょくおんぞん(スヤスヤ)
12
やはらかなひかりのとどく
小晦日
(
こつごもり
)
幸あまねくと門飾るひと
18
下書きも薪を焚べれば暖になる灰になるまで言葉を紡げ
19
黒豆の紫の
灰汁
(
あく
)
すくいだし猛暑の夏を夫と語らう
25
栗きんとん あまりに高く 手作りだ 今年もこれで 初めて納め
11
暁闇
(
ぎょうあん
)
の吹雪の音に父は逝き
四年
(
よとせ
)
経
(
へ
)
つ朝 仏壇を拭く
24
年の瀬の 慌ただしさと 距離を置く 霜降る朝に 残された菊
14
晦日やら三賀日やら日めぐりて曜日を忘れる年末年始
11
呑み込めぬ先人たちの歌集読み文語体とはこれ何ぞやと
14
炊飯器ピーと鳴るまでお蒲団で 今日の朝餉のおかずを推理
14
だいこんの蕩けるほどに煮込みたる仁王の顔の吾も蕩ける
29
年の瀬の 晦日の夕餉に蕎麦を打つ 茹で立て啜り 長命願う
16
降り積もる雪にうらみごと漏らしつつ雪ベラを振る年末休暇
11
ダダイズム言葉を口に転がして破壊衝動必死に堪える
6
白髪増え こちらも気付けば3年で 証なるかな 心労なるかな>母介護
18
ねこ皿のために「洗剤いらず」なる ヌメリ取りスポンジ取り寄せ歳末
11
焦るさ お湯が水だよ ふやけてく 手を見つめて 握って潰す
8
「学食で 一人でイヤホン 付けてそう」「知り合い来ると 画面隠しがち」
7
私なぞ 世界一いらない人と 思い続けて おもいつづけて
5
連休の
初日
(
しょにち
)
は特に
儚
(
はかな
)
くて
1日目
(
いちにちめ
)
もう 終わりを告げる
8
一度だけ 本気で愛した 元カレの 惚気アカウント ああ切ないな
4
血みどろを求めてしまう日もあります今日は穏やかな愛が欲しいです
4
年の瀬に増える特番その中で見ようと決めた納会ゴルフ
5
大掃除古い書類を廃棄する地味な作業で机すっきり
7
ラーメン屋に忘れたダウンから今日持ち帰るメンマの匂い
10
年の瀬の圧力鍋はフル回転きのう黒豆今日はきんとん
23
静々と暮れ行く冬の茜雲きみへのラインへ既読は付かず
22
年末のハイウェイ急ぐ者は皆
故郷
(
こきょう
)
の灯りを目指しひたすらに
19
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